更新日:2023年03月22日 09:57
ライフ

「仕事のできるデブ」は、ぽっちゃり体型をどう生かしているのか?

清潔感のある「デブ」は仕事でも存在感を発揮!

 K社長はファッションについて「社内にいるときのコーディネイトには、白を多く取り入れるようにしていますね。清潔感のある色なので、相手に与える印象も悪くないんですよ」と、考えを明かしてくれました。 デブ「よく『白は膨張色』って言われますけど、だからこそあえて着てるってところもあると思います。よりぽっちゃりに見えたほうが見た目の愛嬌がますので(笑)。たまに社員たちに厳しいことを言っても、その場の空気が殺伐とならないと言うか、不思議にどこかほんわかするんですよ。まぁ脂肪という着ぐるみというか、愛嬌を一枚まとっているおかげですかね(笑)。そういった部分で、組織にとって『明るいデブ』ってすごく重宝されますよね。」とK社長。  インタビュー中も終始笑顔で人に嫌な緊張感やプレッシャーをまったく感じさせず、それどころかいつの間にかK社長の話に吸い込まれていき、つい話に聞き入ってしまうのです。これが「ビジネス的ぽっちゃりパーソン」の魅力なんだと感じてしまいました。

「デブ=コンプレックス」にしてしまうのはもったいない

 最後にK社長が「とにかくデブってコンプレックスだと思われがちですけど、違う視点から見ると、明るい印象を与えられるという、すごくポジティブな側面もあると思います。だから少なくとも私は痩せようなんて思わないです。僕の場合は仕事のメリットも考えてキャラ(体型)を維持しているので、もはや狙ってやっている『ビジネス系ぽっちゃりパーソン」なのかもしれません(笑)』と教えてくれました。  彼の笑顔と「ポジデブ思考」は周りの人たちに「リラックス感」や「包容力」を感じさせ、「頼れるクマさん」的な魅力を感じさせます。  だからこそ、彼の会社で働く方たちはのびのびと仕事ができ、実績をあげることができたのではないかと私は感じてしまいました。  世のぽっちゃり諸氏も、この「ビジネス的ぽっちゃりパーソン戦術」を使いこなせれば、仕事もプライベートも充実したライフスタイルを送ることができるかもしれませんよ!  まずは「デブ」であることを「ネガデブ」に捉えず、「ポジデブ」思考に変換することから始めてみましょう! 未来の「デブ社長」に万歳!!
渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X(旧Twitter):@nori09140914
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ