上がり続けている軍用地の相場
また、軍用地投資では地料が複利的に増える仕組みだということは前述した通りです。軍用地の販売価格はこの地料に基地ごとの相場の「倍率」といわれるものを掛け合わせて決まります。つまり、この相場の倍率に変化がなくても、販売価格は年々上昇するということです。
実際は、昨今の軍用地人気で基地ごとの相場の倍率はこの2~3年で15%以上アップしています。ということは、「複利的に増える軍用地料×年々上昇する基地ごとの相場の倍率=格段に値上がりし続ける軍用地」という式が成り立つわけです。軍用地の販売価格は、年がたつにつれ、上がり続けるということになります。
現在の軍用地投資では、定期的に入る地料=インカムゲインだけでなく、軍用地の売買差益で得ることができる利益=キャピタルゲインもほぼ確実に手に入れることができるのです。
軍用地の販売価格が下がるのを待ってから購入を考えている人は、いつになっても購入することはできないでしょう。軍用地は「買えるときに買いなさい!」が私の考えです。
<文/仲里桂一>
【仲里桂一】
1973年、沖縄県生まれ。防衛省沖縄防衛局職員を経て、2018年(株)L&Sコンサルティングを設立。近著は『
専門家が優しく教える![軍用地投資の教科書]』