お金

ほったらかしで儲かる「軍用地投資」、いつ始めるのが賢いか?

始め時はいつ? タイミングを待つと損する理由とは?

 アベノミクス、東京オリンピック、訪日外国人の増加など、まだ実感はないにせよ、なんとなく好景気感を感じている人も最近は増えてきたのではないでしょうか。この雰囲気は不動産市況でも同じことがいえて、収益不動産の価格は上昇傾向にあります。
キャンプ瑞慶覧

キャンプ瑞慶覧は、海兵隊の中枢機能である司令部や事務所があるほか、日常生活に必要な住宅や学校、銀行、診療所などがあり、一つの街を形成している

 沖縄でも2020年3月に那覇空港第2滑走路の使用が開始され、観光客が増加することが予想されています。それに伴う宿泊需要を見込んで、2019~2020年内に開業を予定しているホテルが少なくとも44件もあります。客室総数は初めて5万室を超える勢いで、過去最多の更新が確実視されています。  国土交通省が発表した2019年の公示地価(1月1日時点)で、沖縄県の商業地は10.3%、住宅地は8.5%のプラス。いずれも6年連続で上がり、住宅地の上昇率は3年連続で全国トップ、商業地の上昇率も最も高いという結果が出ました。同じように軍用地の価格も上昇傾向にあります。  これを読んで、「上昇傾向」=「価格が高くなっている」=「今は買い時・始め時ではない」と考えた方もいるでしょう。私も8年前に「嘉手納弾薬庫地区」を購入して以来、2017年に久しぶりに「キャンプ瑞慶覧」を購入しました。その間、何度も購入するタイミングを逃しましたが、当時は「価格が上がりすぎて買えない」と考えていました。でも今では「あのときに買っておけばよかった」と後悔しています。  こうして価格が高くなっている今、上昇傾向にある物件価格を見ると、二の足を踏んで「タイミングを逃してしまったかもしれない。次のタイミングを待とう」という心理が働くのも当然です。  しかし、価格が下がるのを待つとなると、それはいつになるのでしょうか? 私は「バブル経済が再来」すると軍用地の価格は下落すると考えていますが、そんな、普通預金の金利が1%になる時代などいつになったらやってくるのでしょうか?  どの投資においても、一番底値で買い、高値で売るというように相場の絶好のタイミングをつかむことは難しく、プロの投資家であっても完璧になせる業ではありません。投資においては、タイミングを読み切ろうとして、投資を始める時期が遅れてしまうことこそが大きな「損」であるといえるのです。
嘉手納基地

嘉手納基地

安くなるのを待つより、早く買うほうが得な理由

 ここで、一つ想像してみてください。今年、あなたが軍用地投資をスタートしたとします。  今年から地料が発生し、地料が100万円とすると地料は毎年上がっていくので、5年続けると500万円以上が入ってくることになります。これはあくまでも今の時点で投資を始めたと考えた場合の例です。  しかし、「もう少し価格が下がるのを待とう」と思って5年後に投資を始めたとしたらどうでしょうか。この時点で資産形成としてはすでに500万円も出遅れてしまっていることになります。もし、5年の間に価格が下落し、5年前に5000万円で売られていた物件が4000万円まで下がっていれば、やっと同じスタートラインとなります。  しかし、現実的に考えてみると、5年のうちに同条件の物件価格が20%も下がるでしょうか。よほどのことがない限り、それはあり得ません。ということは、価格が下がることを待つよりも、今、好調の波に乗って投資を始めていち早く資産形成を始めるほうが、機会損失がなく、効率的であるといえるのです。
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上がり続けている軍用地の相場

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