6月で創刊31周年を迎えた週刊SPA!が、記念イベント「SPA!フェス」を6月28日から30日にかけての3日間にわたって開催！　2日目の6/29(土)の昼公演「アイドル祭り」ではSPA!が推す2大アイドルグループ「マジカル・パンチライン」と「CHERRSEE（チェルシー）」による対バンライブが行われた。 　会場となった時事通信ホールには両グループのファンが早朝からつめかけ、12時の開場と同時に客席は満席に。ロビーでは各グループのグッズ販売とともに、築地銀だこや、明治もブースを出展。会場入りした客に「明治プロビオヨーグルトPA-3」の試飲ボトルを「数ある機能性ヨーグルトの中でも、尿酸値の上昇を抑えてくれる乳酸菌が入ったヨーグルトです。尿酸値が高めの人や、美味しいものをたくさん食べたい人は上手く食生活に取り入れることがオススメです」と無料提供(写真のボトルタイプ以外にカップタイプもある)。SPA!世代にはありがたいイベントも開催された。 　ライブの司会を務めるのは、アイドルイベントでお馴染み“よっぴー”ことニッポン放送の吉田尚記アナ。本イベントの会場は立ち見席2割、座席8割程度であることから、「SPA!読者世代(40代前後)には、足腰に優しい構成となっております」という吉田アナの軽妙なトークでイベントは開幕。まず登場したのは、マジカル・パンチラインだ。 　一曲目からダイナミックなパフォーマンスとともに新曲『今日がまだ蒼くても』を披露。続けて「108煩悩BOMB」と、ノリノリなナンバーで会場のボルテージをどんどん引き上げていく。MCタイムを挟んで、「Melty Kiss」、「ぱーりないと」など計6曲の持ち歌を見せてくれたのだが、ここでトラブルが発生。6曲中1曲は、スマホなどでの撮影が可能な“撮影可能曲”だったのだが、沖口がMC時に告知し忘れてしまったのだ。実は開演前の舞台裏で、番組で多数共演経験のある吉田アナから、「沖口さんはいつも抜けているよね（笑）」といじられていた沖口。早速“抜けっぷり”を発揮してくれ、観客を大爆笑の渦に巻き込んで、続くCHERRSEEにバトンをつないだ。 　CHERRSEEは1曲目に「My Love」をもってきて、メロウな曲調で会場の雰囲気が一変！　迫力あるダンスと、歌唱力でファンの目線がステージに釘付けにしていく。MCでもNENEを筆頭に全力の声量で挨拶し、CHERRSEEファンのみならずマジパンのファンにもしっかりアピール。「BiBiDi BaBiDi Boo」ほか、圧倒のパフォーマンスを披露し、ライブパートを締めた。そのクオリティの高さには、初見だという吉田アナも舌を巻くほどで、観客を魅了。パフォーマンス後に吉田アナがCHERRSEEメンバーに話を振ると、明朗快活な受け答えをしてみせて、会場を驚かせた。 　アイドル祭り後半は2グループが揃って登壇し、3番勝負を展開。が、初対面のマジパンとCHERRSEEは、互いの印象を尋ねられると、 （CHERRSEEの）MIYU「（マジパンは）なんて可愛いコばかりのグループなんだと思いました！　なのにステージパフォーマンスかっこよくて、ギャップがすごい」 （マジパンの）小山リーナ「CHERRSEEさんのライブを聴きながら、楽屋で手を挙げてノッテました（笑）。かっこよすぎ！」と、互いにべた褒め。 　さらに、マジパンの清水ひまわりは「今日でMIYUさん推しになりました！　私服も声も可愛くて……目が合っちゃった、へへへ」と、謎の興奮状態に。しかし勝負はガチンコ。 　1回戦は“ロングプレス対決”で、マジパンとCHERRSEEからそれぞれ、浅野杏奈とAIRIが、「大好き」という言葉をどれだけ一息で発し続けられるかを競った。結果は、全力で声を振り絞った浅野(27秒)に対して、勝負に徹して、アイドルとは思えない低く小さい声でタイムを伸ばし続けたAIRI(39秒)に軍配があがった。 　ちなみに、NHKの『テレビで中国語』でレギュラー経験のある浅野と、タイ出身で、父親の仕事の都合で中国に住んでいたこともあるというCHERRSEEのLENAが中国語を披露しあう一幕もあり、会場を沸かせていた。