「週刊SPA!」創刊31周年を記念して開催された『SPA!フェス31』(6月28日(金)~30日(日)@時事通信ホール)。トークバトルあり、アイドルの華麗なステージありの3日間の大トリを飾ったのは、本誌で長期連載を持つ千原ジュニアとジュニア軍団による
「勝手に表彰状&勝手に絶縁状」だ。
昨年の「SPA!フェス30」でも大好評だったこの企画。やりたい放題、言いたい放題のカオスな3時間の模様をお伝えする。
SPA!フェスの大トリを飾った千原ジュニア
SPA!フェスの大トリを飾った千原ジュニア[/caption]
ニコ生から「ケンコバなら……」のツッコミに軍団が発奮!
千原ジュニアを中心にステージに並んだジュニア軍団(三又又三、たけだバーベキュー、てつみち、ツーナッカン中本)。まずは勢いのある若手に花を持たせて……という定石を無視していきなりぶっこんできたのは、やはりこの男
“ジュニア軍団の不安要素”こと三又又三だ。
開演3分でパーカーを脱ぎ捨てパンツ一丁になると、おなじみの“三又ダンス”でステージを右往左往。ジュニアの
「令和初の不毛な時間をありがとう」というひと言で、一気に会場が暖まった。※その後、三又は終演まで半裸。
トークライブの皮切りは、やっぱり三又ダンス
トークライブの皮切りは、やっぱり三又ダンス[/caption] ニコ生でもライブ配信されたトークライブ前半戦は「勝手に表彰状」と題して、個人的に感動した物事を発表した。
まず、トップバッターのてつみちが平成ノブシコブシ・吉村崇の芸人魂溢れるエピソードを披露すると、続く中本が表彰したのは、まさかの“自分”。すかさずジュニアから「そのパターンはちょっと早いやろ」とツッコミが入るが、お構いなしに中本は医者から肝臓の数値が異常だと知らされたエピソードを開陳。結果、ややウケにまとめたが、たけだバーベキューから
「ニコ生に『この話、ケンコバだったら相当面白く仕上げられそう』ってコメントきてますね」と報告が入ると、「死にかけたのは俺なのに!」と憤る中本を尻目に、会場は大盛り上がり。演者とオーディエンスが絡むのも、ライブ配信ならではの醍醐味だ。
テンションマックスでエピソードトークを披露したてつみち(左)とツーナッカン中本(右)
“おにいの「パイルダーオン」”で、会場が爆笑の渦に
その後、たけだバーベキューが「最近のビキニ」のエロさを表彰すると、前半戦最初の山場は再びこの男とともに訪れた。
三又又三が表彰したのは
「アニメソング」。てっきり昨今のアニソンブームの話かと思いきや、語り出したのは幼少時代の「マジンガーZ」を巡る珍エピソードだった。
「小学一年生のとき、友達とマジンガーZを歌いながら歩いていたら、真っ赤なセーターを着た見知らぬ若い女性に抱きしめられたんですよ。で、耳元で『私はもうすぐ忠久君(三又の本名)の新しいお母さんになる人よ』って囁かれて」
お笑いトークライブのはずが、ホラーな語り出しに会場は固唾をのむ。
「で、その夜におとうとおかあ、高校生のおにいとおねえの家族全員で夕食を囲んでいるとき、おとうに聞いたのよ。『新しいおかあになるって人に会った。でも、おかあはいるし、何だったんだろう?』って。小学1年生だから、わからないじゃない! そうしたら、おかあは鬼のような形相になるし、おねえは泣いて二階の自分の部屋に駆け込むし、おとうは酒をすごい勢いであおり始めるし……。とんでもないことを言ってしまったんじゃないかってパニックになって、『僕はただマジンガーZを歌っていただけなのに!』って必死に訴えてさ」
いきなりの昼ドラのような急展開。そして、衝撃のオチが……。
「そんななか、おにいだけがニヤッとして俺に言ったんですよ。
『その女の人に、おとうがパイルダーオンしたんだよ』って」
緊迫した空気からのド直球の下ネタオチに会場が爆笑に包まれると、
「この話で、誰に表彰状贈んねん!!」とツッコむジュニア。協議の末、予定を変更してアニソンではなく三又の“おにい”に表彰状が贈られることとなった。
「エロいビキニ」を表彰したたけだバーベキュー。アンダーにTバック風の水着を加えることで、「足すエロ」を発明したと絶賛!
早速、三又のパンツで実験。調子に乗って、この日2回目の三又ダンス(背面バージョン)へ。