
日本人4人とタイ人1人のメンバー編成で、K-POP風の楽曲とハイレベルなシンクロダンスでブレイク間近のダンスボーカルグループ・CHERRSEE(チェルシー)。新曲『Call me babe』が初のMusic Cardで12月18日(水)に発売される。充実の1年を振り返りながら、現在の5人の心境を伺った。
充実の日々を過ごした’19年
――まずはこの1年間を振り返っていただきたいと思うのですが、’19年はCHERRSEEにとってとても濃い1年になりましたね。3月に5人体制となり、5月8日に5thシングル『BiBiDi BaBiDi Boo』をリリース。そのすぐあとの5月25日には渋谷duo MUSIC EXCHANGE(以下、duo)でデビュー3周年記念ワンマンライブと、上半期だけでも怒涛の日々だったのではないでしょうか。

NENE
NENE:そうですね。5人体制になってすぐにニューシングルが出て、そのリリースイベントで各地を回らせていただきながら同時に3周年の準備をするという感じだったので。duoでのワンマンライブまでは正に怒涛の日々でしたね(笑)。5人で「とりあえず目の前のことを一生懸命、全力でやろう!」って話して頑張っていました。
――そのduoでのワンマンには本当にたくさんのお客さんが詰め掛けてくれましたよね。後ろの方まで埋まっていましたし、かなり遠方から来られた方もいらっしゃいました。大成功のうちに幕を閉じたように見えたのですが、改めて皆さんにとってどんな1日になりましたか?

AIRI
AIRI:まずはduoでライブをできたこと自体が私たち自身にとってとても大きなことだったので、たくさんの方に来ていただけてすごく嬉しかったです。ただ、集客の面では「会場をいっぱいにする」と決めていたんですけど、そこにはまだ少し届かなかったんですね。
――そうだったんですか。かなり入っていたように見えましたし、何よりすごい熱気と盛り上がりだったと思いますが。
AIRI:そうですね。実際私たち自身も心から楽しめましたし、日頃から支えてくれているファンの皆さんに何か伝えられるようなものはできたかなとは思っています。ただ同時に「duoを埋める」ということも目標にしていたので。盛り上がって終わりじゃなくてそのもう一つ上というか、数字の目標にもしっかり向き合って、そこは新たな目標として今後に活かしていきたいなと思いました。
――あのライブ以降、新たなファンが増えたような実感はありましたか?

MIYU
MIYU:「ずっと気になっていて、一度CHERRSEEのライブに行ってみようと思ってたんだ!」という初めての方が福岡や大阪から来てくださっていて、あの日をきっかけにその後のイベントにもずっと来てくれるようになったんです。他にも「あのライブでCHERRSEEをもっと好きになった」という声を貰うこともあって、それを聞いた時は「頑張って良かった!」って思いました。
LENA:本当に、あの日は何百人もファンの人たちが集まってくれてすごく嬉しかった。本当に感謝です。でもまだここからお客さんを増やしていけるように、みんなで頑張りたいですね。
――その節目となったワンマンライブからのこの約半年はどんな期間でしたか? 大きな目標だったイベントが終わってしまい、そのあとだからこそある意味すごく大事な期間だったと思うのですが。
MIYU:結構5人それぞれが個性を磨こうと頑張っていた期間かなと思います。ワンマンライブに向けては5人が一丸となって頑張っていく期間だったんですけど、あのライブ以降は5人それぞれの個性を集まった時に活かせるように頑張ってきました。
――個の力をそれぞれが磨くことが結果としてグループの力になると。
MIYU:そうですね。それぞれが頑張りつつ、同時に5人でライブにも出ながら新しいお客さんに見てもらう機会も大切にして。3周年が終わってから一度落ち着いて、個人でもグループでも、改めて一つ一つにしっかり向き合いながらこの新曲まで頑張ってこれたと思います。
――3周年のduoまではとにかくがむしゃらに駆け抜けるしかないくらい忙しかったわけですもんね。それが終わった時点で一度整理して、改めてグループとして個とチームワークの両方をしっかり構築していく期間だったと。
YUMA:そうですね。みんなで話し合う時間というのがすごく増えた気がしています。ワンマンライブが終わってから時間があった分、それぞれが思っていたことをみんなで話し合って活動に活かそうというのをやってきて。
NENE:3周年ワンマンの反省を活かしつつ、「これはこうが良いんじゃない?」っていう意見の交換を全員で密にできましたし、デビューからこれまでの中でもすごく充実していた、落ち着いてやれた期間だったなと思います。この半年くらいでさらに色んなことを吸収してきたので、それを踏まえて今回の新曲とともに来年に向けて頑張っていきたいです。