夏のオヤジ＝クサいというイメージがあるが、それは間違っていない。中年男性の特性上、仕方がないことなのだ。そこで、臭いに敏感な女性と臭いのプロが部位ごとにジャッジ。今夏は己のクサさを知り改善していこう！ 　いきなり厳しい現実を突きつけることになるが、まずはアンケートの結果を見てほしい。20～30代の働く女性100人に“男性の臭い”についてアンケートを行ったところ、99％が「夏に男性をクサいと思ったことがある」と回答したのだ。 ＝＝＝＝＝＝ Q. 夏に男性を「クサい」と思ったことがありますか？ YES　99％ NO　1％ Q. 男性に対してもっとも「クサッ！」と思う部位は？ 1. ワキの下　31％ 2. 衣類　27％ 3. 口　22％ 4. 頭皮　10％ 4. 足　10％ Q. クサい男性にどんな印象を持ちますか？（複数回答） 1. 健康に気を使っていなさそう　60％ 2. 気が利かなさそう　53％ 3. 時間にルーズそう　34％ 4. 上司や部下に信頼されていなさそう　23％ 5. 貯金が少なそう　19％ 6. 仕事でミスが多そう　17％ 7. おいしいお店を知らなさそう　11％ 8. トークがつまらなそう　10％ ※20～30代女性会社員100人を対象 ＝＝＝＝＝＝ 　しかも、ワキの下や足、衣類など全身くまなく「クサッ！」と思われている。なんともショックだが、臭気判定士の松林宏治氏はこれを「納得の結果」だと話す。 「皮脂の量が増える30代以降は、後頭部や耳の裏から“ミドル脂臭”と呼ばれる悪臭を放つようになります。さらに、最近はストレスも体臭を増幅させることが判明。加えて、高温多湿な夏は汗をかきやすくなる。汗は皮脂と混ざるとクサくなり、その汗を放置すると雑菌が繁殖して衣類までクサくなります。つまり、ストレスと汗にまみれて働く30～50代男性が夏にクサくなるのは、当然なんです」