恋愛・結婚

男に貢がせ続ける自称“悪女”。そのエゲツない男遍歴

母親が癌で入院中の男にも容赦ない姉

 しかし最近、A子さんは由紀さんの誕生日に、久しぶりに家族で実家に集まることを両親に提案される。迷った末、行くことにしたが、A子さんは由紀さんにさらに失望することになる。 財布「久しぶりに由紀に会うと、『今の彼氏からのプレゼント』と、すぐさまブランド物の財布を自慢してきて。『最近、彼氏は母親が癌で入院して大変みたいだけど、行った店の中で一番高い物を買わせてやったわ』と言って、笑っていたんです。これはさすがになんで笑って話せるのか、とてもじゃないけど理解できなかったです。もう、由紀が悪魔にしか見えなかったですね」  確かに、悪女というよりは、悪魔という言葉のほうがふさわしい。それでも、彼氏が途切れることがないのは、絶世の美女であるなど、男性を虜にする特別な魅力があるのだろうか。 「由紀の見た目は、ごく平凡です。でも、昔は笑顔がステキで、性格もよかったんです。彼氏に貢がせたと自慢話をするときの意地悪そうな顔と、昔の笑顔とのギャップが激しすぎて⋯⋯。学生の頃は、将来は姉妹で一緒に結婚式をしようね、などと話していたのに、どうしてこんなことになってしまったんでしょうか」  さげまんに悪魔と、妹からの評価がさんざんな由紀さんだが、それは妹が姉を思う気持ちからこそだともいえる。まだ妹に心配されているうちに、悪女ぶることからは卒業してもらいたいものだが⋯⋯。 ーシリーズ・男をダメにする女ー <取材・文/Ren>
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