男に貢がせ続ける自称“悪女”。そのエゲツない男遍歴
悪女といえばどんな女性を思い浮かべるだろうか。中には「魅力的な悪女に振り回されてみたい」という願望がある人もいるかもしれない。だが、世の中には“男をダメにする女”というのがいるようでーー。
「姉の由紀(仮名・34歳)は、高校を卒業してからはフリーターで、そのうち働いている様子さえなくなりました。それなのに、由紀は10年前ぐらいから一人暮らしをはじめ、生活にも不自由していないようでした」
不思議に思ったA子さんがなぜなのかと由紀さんに聞くと、驚愕の事実が発覚した。
「『生活費は彼氏に全部出させてる。私、悪女だから』と、自慢げに言われたんです。耳を疑いましたね。聞いているほうが情けなく、恥ずかしくなりました。その彼氏は、由紀が以前働いていたコンビニのオーナー兼店長で、それなりにお金はあったようです。由紀にのめり込んで、生活費を貢ぐほどになったみたいですね」
由紀さんの暮らすマンションにいたっては、彼氏の所有物件だった。それほどにまで彼氏は、真剣に由紀さんとの将来を考えていたという。しかし、由紀さんは違った。
「人手不足が原因で、その彼氏は立場上、休みがとれない日々が続いたそうなんです。彼氏が少しだけでも仕事を手伝ってほしいと言ったときに、由紀は『そんなワガママ言うなら、あなたと結婚してあげない!!』と激怒したらしくて。由紀はそのコンビニで働いていたんだから、手伝ってあげられるはずなのに。どっちがワガママだよ、っていう話ですよね」
結局、由紀さんのほうから一方的に別れを告げて、すぐにほかの男性の家に転がり込んだというのだから恐ろしい。
「由紀の新しい彼氏は、大手企業の会社員。最初はうまくいっていたようなのですが、彼氏が仕事のストレスで一時的に休職するなり、由紀は私に電話をしてきたんです。『私の遊ぶお金はどうしよう?』と。彼氏は横にいたみたいで、仕事だけじゃなく、由紀のこともストレスなんだろうな⋯⋯と、彼氏に心底同情しました」
またも由紀さんは彼氏に一方的に別れを告げて、ほかの男性の家へ。こんなことを、由紀さんは今までずっと繰り返し、毎回毎回A子さんに自慢してきたのだという。
「姉が同じようなことを繰り返している姿を見てきて、姉妹であることすらイヤになりました。頼むから普通の恋愛をしてほしいと説得したら、『自分がモテないからって、私をひがまないで!』と言われるだけで、まるで無駄でしたね。数年前に自分が結婚してからは、極力、由紀とは関わらないようになりました」
「私の姉は、自称“悪女“。でも、妹の私から見たらよく言っても“さげまん”。一番近いのは、“悪魔“なんですよね……」と、主婦のA子さん(32歳)はため息をつきながら話し出した。
自称“悪女”は、男に生活費すべてを出させていた
男を財布にする姉と距離を置き始めた妹
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