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不倫の修羅場に遭遇も…都内ホテルマンの嘆き

 昨今、海外からの観光客で賑わうホテル。坂本さん(仮名)は、都内のホテルに勤務して4年になるが、客の9割が外国人なのだという。しかし、文化の違いなのだろうか? なかには、迷惑と感じる行為や困ってしまうことも少なくないのだとか。

ホテルマンの嘆き「宿泊する人数をごまかす客が多い」

ホテル

ホテルにはさまざまな客が宿泊するが…(※画像はイメージです。以下同)

 坂本さんが働くホテルの客はほとんどが外国人だというが、“予約のドタキャン”が非常に多くて困っているという。ある日、アフリカのかなりマイナーなA国から予約が入った。こんなことは今までなかったので驚いたという。しかし、それと同時に嫌な予感もした。 「ドタキャンされる可能性大だ」  奇しくもその予感は的中してしまうのだが、どういうわけかマイナー国からの予約はかなりの高確率でキャンセルされるという。  坂本さんは「最近は適当に予約を入れてくる人が多くて……」と渋い顔をする。実は、旅行者のなかには「キャンセル無料のホテルは、とりあえず予約を入れておく」人もいるのだとか。  また、“宿泊する人数をごまかそうとする客”もいるという。当然、シングルやツインで部屋をとったのに、それ以上の人が内緒で泊まる行為は違法だ。  だが、ホテル側は見抜くことが難しい。坂本さんも普段は特に意識しておらず、毎日のように客が変わるので気が付かないのだという。もしも怪しいと思っても、よっぽど悪質でない限りは見て見ぬフリをする場合もあるらしいが、ホテル側も黙ってはいない。 「ある夜、フロントに電話があって、『枕とブランケットをもう一組欲しいです』と連絡がありました。その部屋はツインルームで二人組が宿泊しているはずなのに、おかしいと思って防犯カメラでチェックすると、3人が部屋に入っていくのを確認しました。部屋に行くと案の定、3人が泊まっていて……相手は『最初から3人分で予約したのですけど』と白々しく言ってくる。彼らはツインで予約していたので、結局は1人分を追加で支払ってもらいました」  筆者も以前、地方のホテルでシングルをとって、近くに住んでいる知り合いの女性を呼んで、部屋で酒を飲もうとしたことがある。しかしエレベーターのボタンを押そうとすると、スタッフ2人に「部屋に宿泊者以外を泊めるのはダメです」と釘を刺されてしまったのだった。

禁煙の部屋で喫煙、お香を焚く人も…

お香 昨今、部屋での喫煙は難しくなってきている。坂本さんのホテルは敷地内では全面禁煙。吸いたい人は一階の駐車場から少し離れた場所に灰皿が備え付けられているので、そこまで行かないとならない。喫煙者にとっては面倒なわけだが……。 「実際は、お部屋でタバコを吸われる人も多いですね。換気扇の下でこっそり、あるいは窓を全開にして…それはまだいい方ですが、堂々と吸われるとニオイがとれないんです」  一泊の場合は清掃時に気づくのでどうすることもできないが、連泊客の場合は「もしまたやったら、清掃代として1万5000円請求します」と警告文を書いて部屋に置いておくそうだ。  タバコだけではない。南アジアの某国人の習慣なのか、お香を焚く人が5人に1人ぐらいの割合でいるという。他の客から「臭い」と苦情があり、エレベーターで上がってみると、廊下にニオイが充満していた。しかしどこの部屋かわからず、現場を押さえないと注意できないことから、これだけは参ってしまうそうだ。
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不倫の修羅場に遭遇
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