看護師たちを困らせるモンスター患者「あっちの患者より優しくしろ!」
―[店員が語る困ったモンスター客]―
かつてない高齢化社会に突入した日本。もちろんそれは医療の現場でも例外ではない。総合病院ともなれば、診察開始時間の前から、列をなす年長者の姿を見ることも珍しくない。
しかし、この年代特有の上から目線が、トラブルをまねくケースも後を絶たないという。
横柄な態度が目立つ年配患者たち…
「クレンザーをシャンプーと間違ってしまったのは、患者さんのミスなのですが、“そんなところに置いてあるから悪い”と言って、引きませんでした。さらには『治療費を払え』とエスカレートしていったので、家族に連絡をして事情を聴いてもらいました」
この男性患者のように、最近では、身体の不調で入院などしても、元気な老人が増えて困っているそう。
「この前は、支払い能力がないのに、個室を希望してきた高齢の男性がいました。かつてはある企業で役職に就いていたことがあるらしく、『ほかの人と同室だとプライバシーが守れなくていやだ』と暴れていました。家族もほとんどお見舞いに来ないし、保険証を確認したら、生活保護受給者でした。この男性は耳が遠いのか、廊下まで響く音量でラジオ聞いていて、ほかの入院患者からクレームが入ってきましたね」
かつての栄光を忘れられない年配患者が多いのか、受付でも「自分の順番を先にしろ」といった、横柄な物言いが目にあまるという。
終電が無くなりタクシー代を要求、軽症で救急車を呼ぶ女子大生…
「うちの病院は、2つの駅からアクセスできるのですが、どちらの駅からも遠いんです。深夜に具合が悪くなって救急車に乗車し、入院するほどの症状ではない場合は、診察が終わったら自力で帰ってもらいます。電車が動いていないような深夜の場合、タクシーに乗ることになるのですが、『こんな時間になったのは病院のせいなのだからタクシー代を出せ』と怒鳴る人は、男性に多かったですね」
20代の女性に多いトラブルが、高熱や腹痛という緊急の症状ではないのに、周りに頼れる人がいない不安から、救急車を呼んでしまうことのよう。
「この前は、『彼氏も友達もいないから、救急車を呼んでしまった』という女子大生がいました。病院で診察したら、大病ではないとほっとしたようですぐに元気になっていました。クレーマー患者よりはマシですが、なんでもすぐ救急車を呼ばれてしまうと、本当に必要な人に迷惑が掛かってしまうので、これも困りものですね」
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出版社やWeb媒体の編集者を経て、フリーライターに。趣味はプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ。X(旧Twitter):@rizeneration
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