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契約解除の元モー娘。加護亜依、七転八倒の軌跡を振り返る

交際男性が恐喝未遂で逮捕、そのショックで…

 不倫騒動から2年後の2011年の9月。加護はまたしても波乱に見舞われることになる。当時交際していた飲食店経営会社社長が、知人に対して自身の暴力団とのつながりをほのめかして脅した恐喝未遂の罪で逮捕されてしまったのだ。

 この男性、芸能界の有力者の息子と仲がよく、加護に対しても自身のコネクションをチラつかせて彼女をかなり振り回していた、という報道もあった。12歳で芸能界デビューした加護の、ある種のピュアさが災いしてしまったのかもしれない…。  男性の逮捕報道後、大きくショックを受けた加護は不眠状態に陥ってしまい、精神安定剤を服用するようになったという。しかしある日、すでに服用していたにもかかわらず、それを忘れて次々服用し、結果的に80錠も飲んでしまい昏倒。救急搬送され、命に別状はなかったがファンを大きく動揺させることとなった。

逮捕男性と結婚・出産…しかし夫からのDV騒動

 そんな大騒動があったにもかかわらず、加護はその男性と同年の12月に結婚。また、自身の第一子の妊娠を発表したことで、世間は大いに驚いた。  翌年の2012年に長女を出産。このとき「チェンジしたい」とポジティブに生きる決意を固めたことを、加護は後に東スポの連載コラムで語っている。しかし、不幸なことに夫婦間の不和は埋まることがなく、娘の教育をめぐってトラブルが絶えなかったという。  そんな生活のなか、2014年に夫が出資法違反で二度目の逮捕。もともと海外に行くことが多く家を空けがちだった夫に代わり、育児をすべて担っていた加護は、娘を守るために離婚協議を開始する。そして2015年、加護が夫に足蹴りをされてケガを負い、夫が再び逮捕されるという事件が起きてしまう。

離婚、そして…別の男性との再婚&第二子出産

 DVによる逮捕劇もあってか、同2015年に加護は元夫と離婚。このときを「できれば、この3年間は記憶から消したい…」と振り返っている。

 そんな加護に、再び転機が訪れたのが2016年。美容関係の会社を経営する男性との再婚を発表し、同年9月に第二子の妊娠を発表したのだ。この男性とは知人の紹介で2009年に知り合ったそうだが、男性は加護の大ファンだったらしく、元夫の逮捕騒動時も親身になって気にかけてくれていたという。  その後は、2017年に第二子の男児を出産し、芸能活動と育児を両立させる多忙な日々を送っている。そして今年はついに、かつての相棒である辻希美と千葉の幕張メッセで13年ぶりの共演。W(ダブルユー)の復活ライブを果たした。  ――まさに波瀾万丈の人生を送ってきた加護だが、そのめげない不屈の精神には目を見張るものがある。先日の事務所からの契約解除騒動にどのような理由があるかはわからないが、愛すべき家族のためにも、またしっかりと歩んでいって欲しい。<文/A4studio>
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