誤解を恐れず我が道を進む(珍)社名な企業

世の中には「えっ、それって会社名?」と思わず目を疑ったり、妙な誤解を受けそうな怪しい響きの社名が結構ある。それなりに考えて命名しただろうに、なぜそんな名前に!? そんな気になる名前の会社に、社名の由来と、その名前ゆえのエピソードを聞いてみた! 【誤解されそう編】</spanこり竹の子観光 観光バス業 「たんぽぽ」「ひまわり」などの候補の中から選ばれたという「竹の子」。”あっという間にすくすく育つから”ということで「竹の子」が選ばれたというのは理解できるが……なぜ「もっこり」? 「ただの『竹の子観光』だと物足りない気がしたんです。そこで『笑っていいとも!』の”笑って”のように、頭に何か響きのいい言葉をつけようと考えたとき、”もっこり”がフッと頭に浮かんだんです。まあ、最初は周囲から反対されましたけど」(三瓶久一社長)  社名が面白いという理由で新規の取引先ができたというメリットもあるようだが、バスガイドさんが恥ずかしがっちゃうんじゃ? 「会社設立当初は、『もっこり竹の子観光バス』をご利用いただきまして――と言うのに躊躇していた方もいたようですが、最近では小学校の遠足などでは、『もっこりバスに~乗ってます~♪』と替え歌を唄うぐらい馴染んでもらえてますよ。ただ、皇居で行われる叙勲のセレモニーでの送迎の仕事は、車体に社名が入っているために、宮内庁関係の方から『次回からはご勘弁ください』と断られたこともありますがね(笑)」  宮内庁で「”もっこり”とはいかがなものか」と議論させる社名って、ある意味スケールがデカい! 社名:特命機動 ビジネス支援・企画開発など  新規事業の立ち上げのサポート、ウェディングプロデュースなど、顧客のさまざまな要望に応えていくという同社。それにしても、この物々しい社名の由来とは? 「以前勤めていた会社で、私は上司から社内の問題点を探って報告したりする”特命”を任ぜられていたんです。正式な部署名ではなかったんですが、内々では『特命機動部門』なんて呼ばれていまして(笑)。その後、独立することになった際、前職での経験を踏まえて『特命機動』がいいんじゃないかと」(代表取締役・佐藤秀光氏)  警備会社と間違えられるのはしょっちゅう。右翼団体と勘違いされたこともあったとか。 「大企業や行政機関には、名前がいかつすぎて警戒されてしまい、最初にどのような会社なのかを説明するのが大変。電話では伝言を頼んでも『“匿名希望”では伝えられません』と断られたり、探偵事務所だと思われて『うちの社員が何かしましたか?』と恐縮されたこともありました(笑)」  だが、必ず覚えてもらえるというメリットも。得意先から冗談で「特命係長」などと呼ばれたりして、意外と評判は上々らしい。 社名:元旦ビューティ工業  金属屋根の製造・販売  美容関係にも思えるし、何だかめでたい雰囲気もあるこの社名。聞けば、「営業先で化粧品会社と勘違いされることもある」とか。して、その由来は!? 「創業者で現会長の名前である舩木元旦(ふなきもとかつ)の元旦と、創業当初の開発商品だった屋根材の商品名『ビューティ』を取って社名にしたそうです」  意外とストレートな命名っス。ちなみに会長は元旦生まれで「同業者から『がんたんさん』と呼ばれていたことと、世間でもよく認知されている言葉がいいだろうということで”がんたん”と読ませた」とか。由来を聞いて改めて社名を見ると、イケメン会長の姿を想像しちゃうのは考えすぎ!? ― (珍)社名の謎を追う!【5】 ―
Cxenseレコメンドウィジェット
ハッシュタグ
おすすめ記事