更新日:2023年04月27日 10:02
カーライフ

電気自動車「走りが楽しくない」問題にマツダが出した答えは?

ホンダ初の量産型四輪EV「Honda e」

 そしてホンダからも「Honda e」というEVが登場する。居住スペースを大きくし、メカニカルな部分を小さくするクルマづくりにも共感が持てるが、充電機構を設けた路上の街灯を使った“継ぎ足し充電”ありきの設計思想にも将来性が感じられる。これは外出先の路上で短時間充電を繰り返すことで実用性を高めるという考え方だ。
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ホンダ初の量産型四輪EV「Honda e」

 もちろん、EVにはまだまだ課題もある。それは、リチウムイオンバッテリーに使用するコバルトなどレアメタルの大量採掘、高効率な全固体電池の早期開発、自然エネルギーによる電力確保だ。それでも魅力的なEVの登場は、世界のクルマの販売台数の内訳に、大きな変化をもたらすに違いない。 【MAZDA】ガソリン車のような感覚で運転OK!運転が楽しいEVを目指して  マツダのEVプロトタイプ「e-TPV」は35.5kWhのリチウムイオン電池を搭載。2020年以降にはこのEVをベースに、ロータリーエンジンを組み合わせたレンジエクステンダーEV/プラグインハイブリッド/シリーズ式ハイブリッドシステムの登場が控えている。 【VW】みんなが買える価格のEVが登場。ビートル、ゴルフに続けるか?  発売当初に設定される特別限定モデルの「ID.3 1 ST」は、100kWの急速充電器を使用した場合、30分間で約290㎞(WLTP モード)走行分の電気エネルギーが得られる。またVWでは、充電する外部電源にできるだけ風力や水力などの自然エネルギーを活用するための策も開発中だ。 【HONDA】ホンダのEVはスマホのように気軽に短時間充電で使える! 「Honda e」はホンダ初の量産型四輪EV。フランクフルトモーターショーで発表され、東京モーターショーでも展示されている。35.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し充電と給電の双方に対応。フル充電時には200㎞以上の走行が可能だという。
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