更新日:2023年04月27日 10:07
恋愛・結婚

飽和状態のパパ活市場で活動する、パパ活女子たちの生存戦略が凄い

見た目だけでは生き残れない!

 パパ活市場で生き残る女性は、全員見た目がよくて若いとは限らないのだとゆうと氏は話す。 「美人は三日で飽きると言いますが、キャバクラなどにも飽きちゃったような富裕層男性は、外見だけがいい女性より、人として長く付き合えるかどうかの“相性”を気にする方も多いですよ。パパ活と言っても、結局は人間関係ですからね。  例えば外見や体型に自信がないと言う子で、高齢な男性を狙って孫のように可愛がってもらっている子もいます。高齢男性は女性を取っ替え引っ替えすることもなく、気に入った女性を見つけたらその子と長く付き合うことが多いので、一人そんなパパを捕まえた子は安泰です。  結局は、“本音と建前”をしっかり使い分けられる子が生き残っていく。体の関係だけでなく、人間関係を円滑にやっていくために、パパのトピック感に合わせた会話をしたり、趣味を合わせたり、体の関係以外の部分でちゃんとパパたちが「文脈」を楽しめるようにできる子は、何歳になっても需要がありますよ」 パパ活女子 女性からすれば“金銭ありき”の関係だが、いかにそれをパパに悟らせないようにするかがパパ活女子のスキルであり、そのレベルにも直結するということだ。  パパ活市場で大事なのは、疑似恋愛を成立させながらお金はちゃんと回収するための“気配り”や“コミュニケーション能力”だということだ。つまり、結局「カネ」しか見ていないというのがモロバレなパパ活女子は“地雷”だ。  男性側も高額なお手当を負担してパパ活するなら、なるべく自分としっかり人間関係を構築してくれる女性を見つけるのが、令和的パパ活の成功例と言えるのだろう。<取材・文/ミクニシオリ>
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
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