マッチングアプリの体験型ドラマってなに?女性ライターがやってみた
マッチングアプリのTinderがこれまでにないマッチングイベントをアプリ内で配信した。『Tinder Swipe Night』というそのイベントは、期間中、ユーザーは「スワイプで選ぶ選択肢次第で内容が変わっていく体験型Webドラマ」を視聴することができるらしい。
アメリカではマッチ数もメッセージ数も大幅にアップしたというこのイベント。どんなものなのか、女性の筆者が実際に体験してみた。
マッチングアプリが展開するWebドラマ。テーマは『地球最後の日』と、よくあるSF設定だ。地球に彗星が衝突するという状況の中、仲間を助けるのか自分を優先するのか、と言ったモラルを問う質問が投げかけられる。
ドラマの最中にスワイプできる選択肢が発生する。7秒という短い時間制限の中で、直感的な選択を迫られるのだ。そして、選んだ選択によってドラマのストーリーも変わっていく、シミュレーションゲームのような感覚だ。選択の組み合わせ次第で、エンディングも変わる。質問は10個弱出てくるので、エンディングの種類も様々なようだ。
ドラマそのものは楽しむことができた。「体験型ドラマ」はVRコンテンツなどでは少しづつ数が多くなってきているが、ストリーミングで行えるものはまだあまりない。エンタメに興味がある人なら、やってみる価値はあるかもしれない。
最終的にたどり着いたエンディングは、ドラマ体験後にプロフィール画面に表示されるようになる。そして、エンディングが一緒だった人……つまり選んだ選択肢が一緒だった人が、優先的に表示されるようになるようだ。Tinderは基本的に年齢や距離設定が出来ること以外はランダムにしか相手が表示されなかったが、このWebドラマを体験することで直感的な価値観が似ている人とのマッチング率が上がるということだ。
しかし、実際にこれでマッチ率、メッセージ率は上がるのだろうか。マッチング画面に戻って、スワイプしてみる。
実際にやってみた
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1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
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