更新日:2023年04月27日 10:27
エンタメ

みちょぱの“ブレない大御所感”をその経歴から紐解く

共演者も認めるバラエティの才覚


 2016年には、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)の新春スペシャルに登場し、テレビデビューを果たした池田。それ以前は、「バカがバレる」とバラエティには出たくないと思っていたそうだ。  そうして思い悩んでいる最中に、超有名番組からのオファーを受け、出演してみたものの、当人によればそれほど話すこともできず、大きなインパクトを残すこともできなかったとのこと。何かきっかけがあってブレイクしたのではなく、少しずつバラエティ番組への出演を増やすなかで、徐々に周囲に認められるようになり、欠かせない存在となっていったようだ。  池田のタレントとしての才能は、同業者たちも認めるところ。南海キャンディーズ・山里亮太は、自身のラジオ番組のなかで、共演した際の印象として「やっぱりみちょぱは優秀だね」と語っている。また、『テコ入れ!マイスター』(日本テレビ系)で一緒にMCを務めた小島瑠璃子からは、「貫禄が出てきたし、安定感がある」、「安心と信頼のみちょぱ」と評されたこともあった。

今後、女優業への進出は?

 ティーン向け雑誌を卒業した後も、大人の女性に向けた雑誌のモデルとして活躍を続ける池田。もちろん、タレントとしての活動も絶好調であり、インタビューなどで今後の目標を問われたときでも、「今が最上級に楽しい」、「『現状維持』できればいい」と答えることが多い。  ここで気になるのが、ドラマや映画への進出だ。これだけ人気のある池田のこと、オファーがあってもおかしくないが、ミュージックビデオへの出演はあっても、本格的な演技は披露していない。  その理由について、『お願い!ランキング』(テレビ朝日)の企画「太田松之丞」に、池田が出演した際に語ったところによれば、演じることは非常に苦手で、セリフが棒読みになってしまうとのこと。CMなどで、演技の要素が少しでも入っていた場合、仕事を受けないこともあるという。どうやら、「女優・みちょぱ」を見るのは難しいようだ。  演技をする池田の姿を見ることはできないかもしれない。しかし、20代初めとは思えない落ち着きと持ち前のトーク力で、これからも、バラエティ番組を中心に活躍を続けていってくれることだろう。 <文/後藤拓也(A4studio)>
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