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アマゾンで社内文書が「A4で1ページか6ページ」と決められている理由

プレゼンテーション:ゴールに到達させるのは提案者の責任

アマゾントラック

PHOTO/Andrei Gabriel Stanescu

①ミーティングの進行  ドキュメントの提案者、すなわちオーナーが場を仕切ることが求められる。まず、冒頭に、そのミーティングのゴールが「決断や承認を求める」ものかどうか、それ以外であれば明確に目的を伝えること。参加者がドキュメントを読んだ後、意志決定などのゴールに到達できるかどうかは提案者の責任。ドキュメントの論旨を的確に説明できるよう入念に準備する。 ②間違いは認める  仮に間違いを指摘されたら認めること。より重要なのはそこから学び、再び同じ間違いをしないこと。そして間違いを修正して改善を加えること。 ③学びとして批評を受ける  参加者は、積極的に手厳しいフィードバックも行う。オーナーは必ず発言のメモを取ること。必ずしも全ての発言をフォローアップする必要はないが、クリアな気持ちでメモを見直してドキュメントに反映すること。鉄は熱いうちに打て。 <文/星健一> 【星健一氏プロフィール】 1967年生まれ。JUKIおよびミスミで海外現地法人の社長などを務める。2008年アマゾンジャパンに入社、リーダーシップチームメンバーとなり、創世期~成長期の経営層として活躍。2018年アマゾン退社後は、セミナー講師、コンサルティングを手掛ける。著書『amazonの絶対思考
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