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福山雅治「横浜流星さんは名前のインパクトが凄い」

第29回 男が選ぶ[好きな男・嫌いな男]

福山雅治氏

福山:エモさが薄いんですよね……(笑)。’19年の顔ということでは、横浜流星さん(’20年にブレイクしそうな男1位)は人柄や役柄も素敵ですが、やはり名前のインパクトが大きい。僕ら世代的には「横浜」ときたら「銀蠅」か「たそがれ」の2択だったわけですから(笑)。で、空手の達人であるにもかかわらず、テレビで見るご本人は非常に穏やかな物腰の好青年なんですよね。このギャップ感におじさんの僕もキュンとしましたね。 【参考記事】⇒男が選ぶ「’20年にブレイクしそうな男」TOP5 吉田:僕はMattさん(嫌いな二世タレント1位)は嫌いになれないですね。ずっと気になり続けてます。 福山:桑田さん・清原さんのPL学園KKコンビ全盛期を体験した世代としては、桑田さんの息子さんがまさかここでブレイクするとは予想してなかったです。もちろんそれだけでなく、人柄がとても良い。ここでもギャップ感ですよ。 【参考記事】⇒男が選ぶ「嫌いな二世タレント」TOP5 吉田:他にはいますか? 福山:神田松之丞さんは気になります。画面越しにも伝わってくる独特の魅力があります。 吉田:神田さんのラジオを毎週聴いてますが、むやみにケンカ売りすぎです(笑)。 福山:松之丞さんの顔って男が好きになる顔というか、艶っぽさがあると思うんです。 吉田:僕は新宿二丁目に住んでるんですけど、’19年のラグビーブームはものすごく実感しましたね。なにより二丁目に引っ越してきたとき、ラガーシャツを着てる人のあまりの多さに驚いたくらいですから。ラガーシャツ専門店も二丁目にはありますし。 福山:二丁目に引っ越しですか? それはついに豪さんがカミングアウトするという……。 吉田:ことではないです(笑)。 福山:でも、昔と比べてスポーツ選手を「セクシー」という見方を堂々としてもいいんだ、というふうに変化してきているとは感じています。そう考えると、LGBTを含めこれだけ性の多様化が叫ばれる令和の今、「好きな男」という極めてシンプルなテーマはもはや時代にそぐわなくなりつつあるのかもしれないですね。 吉田:僕はその道のプロから見た「好きな男」ランキングが見たい。たとえば芸人が選ぶ「好きな芸人」とか、そのほうがリアルだし、読者も興味が出ると思いますよ。 福山:この企画がさらに進化するために、’20年を機にいろいろ見直していきましょう、というのが今回の結論ですかね(笑)。 取材・文/青山由佳 中村裕一 福田 悠 藤村はるな 森ユースケ 八木康晴(本誌)撮影/後藤巧 福本邦洋 松田忠雄 林 紘輝(本誌)
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