更新日:2021年08月06日 23:46
スポーツ

東京五輪で金メダル最有力候補!? 22歳のクライミング選手・野中生萌を直撃した

オリンピックのおかげでクライミングを知る人が増えた

――オリンピックでは「スピード」「リード」「ボルダリング」と3種目で戦います。誰かに競技を説明する場合、どう伝えますか? 野中:そうですね、説明するときは、「スピード」が速く登る競技、「リード」が高く登る競技と言っています(笑)。説明が難しいのが「ボルダリング」で、課題をいくつ解けるかという競技。見ている人には、なぜあそこで登れたのか、逆に登れなかったのか、わかりにくいところもありますが、単純じゃないからこその奥深さがあります。  それに、課題に挑む前のオブザベーション(ボルダリングやリードクライミングで課題を観察し、どうやって登るかを考えること)の時間では、選手たちで話し合う。お互いライバルだけど、クライミングは自分との戦いなので、選手同士でああでもない、こうでもないって話しちゃうのは、他の競技にはない面白さだと思います。 ※1/21発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【Miho Nonaka】 ’97年、東京都生まれ。9歳でクライミングを始めると、16歳で日本代表入りし、ワールドカップに出場。’16年に18歳でボルダリングのW杯インド大会とドイツ大会で優勝。同年に年間ランキング2位、’18年は1位。現在、東京五輪代表の有力候補になっている 取材・文/松山ようこ 撮影/渡辺秀之 写真/Suguru Saito/Red Bull Content Pool
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週刊SPA!1/28号(1/21発売)

表紙の人/ ゆきぽよ

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