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サイゼリヤの新メニューが「本場イタリア化」している理由

サイゼリヤに行くとホッとする

小石原:私は職業上、作り込んだお料理を出してくださるお店に行く機会が多いので、最近はサイゼリヤに行くと妙にホッとしてしまうんです(笑)。 稲田:すごくわかります(笑)。自分の場合はその作り込んだ料理を作るのが仕事なので、作り込み過ぎず大衆に媚びもせずにポーンッと出してくるサイゼリヤの潔さがロックだなと感じると同時に、僕もすごくホッとするというか。「うん、これでいいんだよね」という安心感があります。 小石原:一周回って突き抜けてますよね。余計なことをあえてしないということに関して、腹が括れているというか。 稲田:以前であればお客さんから「それは手抜きである」とか「コストダウンだ」「手間を掛けていない」とネガティブに捉えられていたのが、最近は「素材がいいからこそそれができるんだ」という事実がやっと浸透してきた。そういう意味ではファンの熱も高まってきているということも言えるのではないでしょうか。 小石原:なるほど。サイゼリヤファンの皆さんはもはや「企業としてのサイゼリヤの生き様」みたいなところにも寄り添ってらっしゃるんですね。 稲田:そう! そこをちゃんと理解しているわけですよ。 小石原:熱いなぁ。バンドとコアなファンの関係性ですよね、完全に。なんかロッキング・オンの2万字インタビューなノリになってきてますよ(笑)。でも、コアなファンがちゃんとついてきているのは、企業としての価値観、素材へのこだわりや企業理念がすべて一直線になっているからなんでしょうね。先ほど話に出た「ブレないロックさ」に惚れているというか。 稲田:そうですね。で、それが全然わざとらしくなく、いたって自然体。かっこつけてないからこそかっこいいんだと思うんですよね。簡単そうに見えて、実はそれが一番難しい。話せば話すほど、サイゼリヤってかっこいいなと思います。 <構成/福田 悠>
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