タイに出張のフリして…夜遊びが嫁バレした既婚者に天罰がくだる
既婚者のなかには「海外ならバレないのではないか」と考え、“出張”のフリをして海外まで不倫や夜遊びに出掛けるひともいる。
出張と偽ってタイで夜遊びしまくり…嫁バレした既婚者の末路
彼は奥さんとの約束で不倫の原因となったスマホをガラケーに変更。その顛末を日刊SPA!で取材させてもらったあと、連絡は途切れていた。筆者は新しい人生を謳歌してくれと願っていたが、共通の知人から「駒田さん、記事を読んで喜んでいましたよ。その後がいろいろ大変らしく、ぜひ取材に来てくれと言っていました」と告げられた。
彼は奥さんに全てがバレた結果、ガラケー以外にも日常生活において数々のペナルティーを課せられていた。現在はどう過ごしているのか。筆者は、再び駒田さんに連絡を取り、取材の約束をとりつけた。
駒田さんとは、彼の自宅付近にあるファミレスで20時に待ち合わせをした。店内に入ると「あ、今永さん」と笑顔で声をかけられた。彼は思っていたよりも元気な様子。顔が少し肥えたように見える。とはいえ現在、門限は20時に設定されているらしい。
「夜に外出しても大丈夫なのですか?」
「GPSで妻に居場所が知られてしまいますが、家を出るときは『仕事の打ち合わせがある』と言えば、特に問題ないです」
そう言ってから、おもむろにガラケーをテーブルの上に置いた。適当なメニューを注文したのち、駒田さんが嫁バレしたときの修羅場を今一度振り返る。
「いや~、まいりましたよ。スマホの中を全部見られ、泣かれながら物は投げられるし……」
海外不倫がバレたあと、スマホをガラケーに変えられたほか、数々のペナルティーを受けていた。現在の生活ぶりはどうなのだろうか。
「飲み会も行かないので仕事が終わったら真っすぐに帰宅するだけです。たまに仕事絡みで飲むときは1週間前から言います。今、コロナのせいで学童保育があって、子どもと自分の弁当を朝4時半に起きて作っていますよ」
駒田さんは週に2日、22時から深夜1時まで配膳のアルバイトをさせられ、その金は今まで遊んだ分の補填として奥さんに渡していた。現在も続けているのか。
「バイトは結局、2か月で辞めました。人手不足だからか、店長にチヤホヤされて働きやすかったのですが、罰でやっているので時おり惨めになってツラかったです。本当はもっと長期間働かないといけなかったのですが、別の副業が上手くいきまして。それが妻にも認められ、辞めることができたんです」
ほんの1年前までタイやフィリピンで散々遊んでいたが、今はそれが出来ない。どんな心境なのだろうか。筆者は遊んでいた頃の駒田さんをよく知っている。5年に渡ってタイで遊んできたわけだから、ストレスから再び行きたくならないのか。
「5年間も海外で遊んでいましたが、だんだんと面白さも薄れてきていたのが現実で、あとは、自分から面白くしようと“努力”している状態でした」
とはいえ、以前と比べればずいぶんと抑制された生活を送っている。
「会社の休み時間は1時間ぐらい歩いています。そうしないと、なんか、やってられないというか……でも、海外に行ける可能性はゼロ、最初はツラかったけどもう慣れましたね。お金は妻に管理されているので手元にはないし、完全に諦められました。
以前は海外夜遊び仲間の集まりやTwitter情報が気になりましたが、そんな生活を続けていると、だんだん興味が失せていきまして……。完全に軌道修正しましたよ」
駒田さん(仮名・30代後半)は、小学校に上がる前の子どもと奥さんの3人家族。都内で幸せに暮らしていたのだが、友人からタイ旅行に誘われたことをきっかけに夜遊びに火がついた。家族には出張と偽り、最盛期には年6回も訪タイしていたが、ついにスマホを奥さんに見られて離婚危機に。だが、話し合いの結果、離婚は逃れた。
【前回記事】⇒離婚危機から約1年…常にGPSで居場所がバレている
日常生活に課せられた数々のペナルティー
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