更新日:2020年03月31日 16:07
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東京が封鎖されたらラッキー? それぞれの思惑…

「あつまれどうぶつの森」で外出どころではない女性派遣社員も

どうぶつの森

3月20日に発売され、現在は品薄状態となっている「あつまれ どうぶつの森」(画像は、Amazonより)

 また、都内の中小企業で事務職として働いているDさん(女性・32歳)は、Nintendo Switch用のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」が3月20日に発売されたことを受け、はなからお花見や外出どころではない。 「もともとゲームが趣味なので。いまは少しでも長い時間を『どうぶつの森』に費やしたくてたまらないです。週明け30日(月)からでも封鎖してほしいかったですよ。大してお金も使わないで済むんで」と語った。  彼女の周りには、買ったものの時間がなくて積みっぱなしになっているゲームなどを、この機会に心ゆくまでやり込みたいという社会人ゲーマーもいるという。  収入や雇用に対する不安はそれなりにありつつも、新型コロナの影響力があまりに大きすぎることもあって、切迫感は現状そこまでない様子。事情は様々なのでもちろん一概には言えないが、条件さえ整えば封鎖されるまでもなく、喜んで引きこもってくれる人が多いことも確かなようだ。<取材・文/伊藤綾>
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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