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コロナ禍で苦境、ライブハウスやミニシアターを守るための支援先

ミニシアター・エイド基金:支援を募り、参加したミニシアターに分配


「ミニシアター・エイド基金」は、映画監督の深田晃司・濱口竜介が発起人となって立ち上げられた全国の小規模映画館が対象のクラウドファンディング企画だ。  このミニシアター・エイド基金へは、北は北海道から、南は沖縄まで、100館を超える映画館が参加している。まさに業界が一丸となって、この危機を乗り越えようとしている証だろう。5月12日までに、2万5000人以上からの支援が行われ、2億8000万円以上を集めてはいるが、1館あたりに割り当てられる金額を考えれば、まだまだ十分とは言えないだろう。  支援金額のコースは、一口3000円から500万円までと幅広く設定されている。またリターンについては、出資のみのコースが用意されているなど、営業再開後の映画館経営を圧迫しないように配慮されたものとなっている。映画を愛する人たちに、ぜひチェックしてみてほしい活動だ。

シアターコンプレックス:舞台専門のプラットホームを開設


 発起人である演劇プロデューサー・松田誠が、新型コロナウイルス感染症の影響により大打撃を受ける演劇界に、希望を与えるために作られたのが、舞台専門プラットホーム「シアターコンプレックス」だ。  特設サイトの文言によれば「シアターコンプレックス」は、オンライン上に設けられた“架空の劇場”とのこと。舞台に特化した動画配信プラットホームとして、「既存の舞台公演の動画コンテンツ」や「今後上演される予定のライブ動画コンテンツ」、「シアターコンプレックスオリジナル動画コンテンツ」を届けていくことを予定しているという。  こうしたコンテンツの制作費や初期運営費用として、5月1日よりクラウドファンディングを行っているという。5月14日現在、すでに7000人以上の支援者を集めており、支援金額も6700万円を超えているが……目標金額は1億円だ。  苦しい状況が続く演劇界。歴史ある演劇文化を途絶えさせないためにも、俳優や裏方の生活を支えるためにも、演劇の届け方を模索していく新たな試みは歓迎したいところだ。プロジェクト終了日時は、2020年6月7日23時59分となっている。それまでに目標金額を達成できるよう、演劇ファンの方には、ぜひ支援していただきたい。 ――ライブハウスやミニシアター、演劇界などを支援・応援する活動をまとめてご紹介した。これ以外にも、大小さまざまな企画が、さまざまな場所で行われている。普段利用している文化施設をインターネットで調べると、支援口が用意されている場合も少なくない。新型コロナウイルスの終息後に利用したい文化施設がある方には、それぞれの公式サイトやホームページを確認してみていただきたい。<文/A4studio>
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