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9歳からネット中傷・炎上を経験 はるかぜちゃんはどう考える?

中傷ツイートの晒し行為は示談金減額の材料に

 誹謗中傷されたことをツイッターで騒ぎ立てたことで、裁判をせずに示談金を得たケースもある。会社員のコミさん(23歳)は、自身の名前でエゴサーチをしていたところ悪質な書き込みを発見した。 「僕を名指しで『レイプ魔』とツイートする人がいたんです。それで、知り合いの弁護士に相談したら慰謝料は上限100万円ぐらいだと言われたので『訴訟を起こす』とツイートで表明したら……すぐに謝罪のDMが届いた。でも、相手は反省しているけど素性は明かしたくないという姿勢。結局、DM上のやりとりだけで、弁護士料を払わずに20万円の示談金で解決しました」  不幸中の幸いとも言える事例だが、コミさんには一つだけ後悔があるという。 「『レイプ魔』という書き込みをキャプチャーして自分でツイートしたこと。弁護士に聞くと、自ら拡散したことになるので示談交渉のマイナス材料になるとか。だから、示談金を大幅に引き下げざるを得なかった」  仮に誹謗中傷されても、仕返し目的の晒し行為はマイナスポイントと知るべし。 <取材・文/吉岡 俊 ※SPA!6/23号掲載記事から一部修正>
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少女と傷とあっためミルク ~心ない言葉に傷ついた君へ~

ツイッター戦乙女はるかぜちゃんは、今日も言葉をつぶやき、投げかけ続ける

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