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プロがコロナ禍で買ってよかったもの5選。1位は…?

4位:ミニバランスボール「Vivola」、5位:生配信機材「ATEM mini」

●山崎実業「Vivora LUNO CHENILLE 802」¥11,000 ●Blackmagic Design「ATEM Mini」¥39,578  4位のミニバランスボール「Vivola」は、スマートデスクと同様に長時間のデスクワークで姿勢が悪くなるのを防いでくれる。 4位:ミニバランスボール「Vivola」「取手がついているので、持ち運びやすいですし、インテリアを邪魔しないシンプルなデザインも魅力です。常に正しい姿勢をキープできる上に、作業中も眠くならないのがいいですね」  また、5位に堀口氏が選んだのは生配信機材「ATEM mini」。YouTuberでもない一般人にはいらないのでは?とも思えてしまうが…… 5位:生配信機材「ATEM mini」<「必要とする人は選ぶかもしれませんが、生配信だけでなく、Zoom会議に人気のアイテムです。複数台のカメラと繋げられるので、手元用のカメラを設置すれば、スイッチャーとして使えます。デザイン系など手元資料を映しながら会議したい人にオススメです」

Zoom中の背景演出に今後は需要が高まるのでは

 これから先も様々な業種でリモートワークが続く気配がある。それゆえ、堀口氏は会議中の自宅の背景を演出するモノにも需要が高まるのではと予想している。 「今後はリアルな場所よりもネットの比重が重くなるんじゃないかと思います。画面の中に移る背景に注目が集まるせいか、Zoomなどのリモート会議用の部屋を借りたり模様替えしたりする人も増えてきてますからね。年配のおじさんがリングライトを使ってるなんて話も聞きますよ。アパレル関係もパンツ系は伸び悩んでいるのですが、PCカメラに映るトップスやルームウェアは売れているらしいですから」  四角い画面の中をいかに自分らしく演出できるかに関心が高まりつつある現在。リモート会議に関連したグッズは、今後は増えていきそうだ。さらに、堀口氏は語る。 「今後の買い物事情については変わっていかざるを得ないでしょうね。家にいる時間が圧倒的に増えるため、その“モノ”が室内で使えるかどうかが売れる、売れないの大きな分かれ目になるのではと考えています」  現状の生活を鑑みると、この傾向は来年以降も続いていきそうだ。 【堀口英剛氏プロフィール】 モノメディア「monograph」編集長。 Yahoo! JAPANから独立後、ドリップ社長に。著書に『人生を変えるモノ選びのルール 思考と暮らしをシンプルに』(ポプラ社)がある。Twitter:@infoNumber333 <文・取材/もちづき千代子>
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