デジタル

現役販売員が明かす「7月に買うべき家電&買ってはいけない家電」TOP3

「エアコン」の購入はタイミングがすべて

 7月に買うべきアイテムと買ってはいけないアイテムの1位も実は同商品。エアコンになります。商品が同じだと、買ってはいけない理由は、3位や2位と同じじゃないと思うかも知れませんが、エアコンには別の明確な理由があります。  それは購入するタイミング。梅雨明け前ならオススメですが、梅雨明け後は一転してオススメできなくなります。  まずは購入すべき理由から。梅雨明け前までの時期ですと、取り付け工事の日程もスムーズに決まりやすいですし、特に機能を抑えた低価格帯のモデルを安く購入できます。機能にこだわらない人や、電気代が多少高くなってもいい人は低価格帯のモデルも狙い目です。 エアコン 梅雨が開けて本格的な夏を迎えると、工事の予約が殺到して数週間待ちになることはザラ。運よく工事の日程が早く決まっても、油断はできません。夏場はほかの時期と比べて圧倒的に取り付け工事中の事故が多くなります。  作業を行うスタッフも人間なので、忙しくなるとどうしてもミスが目立ってきます。器具を落としてフローリングに傷ができた、穴を開ける場所を間違えて水浸しになった……。普段では考えられないような事故の報告が、次々と舞い込んできます。  当然、修繕費は店側が負担しますが、不要なトラブルは避けたいところ。エアコンが壊れて動かないなど、買い替えを急ぐ理由がなければ、工事が落ち着くお盆明けまでまったほうが賢明です。 ◇7月に買うべき商品 1位 エアコン 2位 洗濯機 3位 ビデオカメラ ◇7月に買ってはいけない商品 1位 (梅雨明け以降の)エアコン 2位 洗濯機(の新商品) 3位 ビデオカメラ(の新商品)
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす
1
2
おすすめ記事