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SNSで釣られた男が続出…スクール水着より香ばしい「スク水揚げ」の正体

 7月22日、突如Twitterのトレンドにあがった「スク水揚げ」という言葉。沖縄の奥武島で「スク」という魚が水揚げされたという琉球新報のニュースを受けたものだった。  しかし、「スク水揚げ、シマに活気 南城市奥武島」という記事のタイトルからほとんどの人が“スクール水着”の略である「スク水」を想像したと思われる。「期待していたのと違った」「スク水(スクール水着)の日焼け跡のことじゃないの?」「つい反応してしまった! クソッ!」などという声が多数あがり、どうやら「スク/水揚げ」を「スク水/揚げ」とおかしな位置で区切ってしまった様子。  それにしてもあまり耳慣れない「スク」という魚。「海のボーナス」とも呼ばれるそうだが、どのような魚なのだろうか? 日本さかな検定1級を保持し、話題の歌をすべて魚の名前で空耳風に替え歌にして歌う芸風で人気のさかな芸人ハットリ氏に聞いた。

「スク」はアイゴ類の稚魚で沖縄の地方名

「スクとはアイゴ類の稚魚のことで、沖縄での地方名です。アイゴは本州でも釣れますが、ひれに毒針があるので厄介者にされることもあります。しかし、沖縄ではそのアイゴの仲間の稚魚を塩辛にして食べる風習があり鱒(ます)!」(さかな芸人ハットリ、以下同)  沖縄では、このスクの塩漬けを「がらす」と呼び、スクガラスを豆腐に載せるメニューは沖縄の居酒屋さんの定番おつまみなのだという。 「丸ごと稚魚を塩辛にしているため独特の風味がうまれ、島豆腐とお酒とぴったりです!」
スク

沖縄では塩辛にして食べる風習がある(提供写真、以下同)

 実物を見て「あー! これなら食べたことがある」という方も多いのではないだろうか。筆者も沖縄旅行に行った際に沖縄料理店で出てきて食べたことがある。  さかな芸人ハットリ氏も個人的に思い入れが強い魚のようで、 「僕は魚の名前で替え歌を披露する芸風なのですが、スクは『すぐ』というワードに置き換えることができるのでとてもお世話になって鱒(ます)。イラ、スク、アジ 、タイで『今すぐ会いたい』と歌うことができ鱒(ます)から……!」  と何かと使い勝手のいい魚のようだ。
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実は結構怖い魚?
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