ウーバーイーツvs出前館、頼むならどっち? 配達員に聞いた裏事情
サービス過多な時代において、少しでもお得なサービスを賢く選択することが利用者にも求められている。そこで今回は各分野のトップ2を徹底比較。withコロナに適応した、最新サービスの選び方をその道のプロが伝授し、最強を決めた!
外出自粛やテレワークの普及で急速に需要を伸ばした料理のデリバリー代行サービス。そのトップ2といえば、Uber Eatsと、出前館だろう。半年前からUber Eatsで配達員として働く金城祐也さん(仮名・30歳)は「自分が利用するなら出前館がいい」と言い切る。
「ウーバーは、アプリで登録して運営会社から配達用のバッグを受け取れば、誰でも配達員になれる。バッグも安定性がなく、自転車の漕ぎ方が下手な人は、料理なんてすぐこぼしちゃいますよ」
スキマ時間で稼げるウーバーは、若者からお年寄りまで、配達員も千差万別。スキルにも差がある。
「バッグが安定するように底の部分に板を入れるなど、涙ぐましい努力をしている人もいますが、こぼれた料理を拭き取らず、バッグが汚いままの配達員もいる。これからの季節には極めて不衛生です」
一方、出前館は運営会社が宅配ボックスを支給。出前館デリバリー歴3年の吉田猛さん(仮名・41歳)も出前館を推す。
「バイクの後ろに取り付ける出前館の宅配ボックスは、比較的料理がこぼれにくい構造になっています。店舗側も料理にぴっちりラップをするので、配達中に汁が飛び散ることはないですね」
ちなみに、ウーバーは料理にラップをしない店もあり、配達員がつまみ食いした事例もあるとか。
「フライドポテトとか、魔が差してちょいちょいつまんでいるって話は稀に聞きます」(金城さん)
だが、一品から気軽に注文できるウーバーは、フードデリバリーの中でも圧倒的に利用者が多い。
料理配達ならどっち? Uber Eats VS 出前館
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