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安全なマスクをどう選ぶ? メガネがくもる、デザイン重視…の危険性

「なんとなく」マスクをつける人たち

マスクを付けて通勤する人たち――しかし、街を歩いていると、大体の人がこだわりなく不織布マスクをつけている印象を受けます。 赤尾:そもそも不織布マスクというのは、他人にウイルスを飛ばさないためにつけるもので、自分を守るためのマスクではないんです。  マスクをつけないまま外出するのはエチケット的にまずい、というような理由でなんとなくつけてる人がほとんどなのではないでしょうか。 ――アベノマスクやユニクロなど、他社が製造しているマスクをどう思いますか。  アベノマスクに関していうと、不織布マスクと一緒で「自分を守る」という意味では機能しないと思います。  肌とマスクの隙間をなくすためにマスクの面積というのは大事な要素なんですが、つけている人のアゴがマスクから出ているのを見ると心配になりますね。  ただ、マスクを配ることによって国民にマスク着用を意識づけるという意味では効果があったのかもしれません。  ユニクロさんに関しては、最初に「蒸れないマスクを作ります」と言っていましたが、開発は相当難しかったんじゃないでしょうか。  蒸れないためには生地を薄くする必要がありますが、その安全性が下がってしまう。通気性と安全性の両立を目指した結果、ユーザーの期待より分厚く、蒸れやすくなってしまったんだと思います。
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マスクに品質表示はいらない?
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