更新日:2020年08月22日 09:10
エンタメ

借金700万円・お笑い第7世代の鈴木もぐら。家賃12万円の新居に「家族が戻ってきた」

念願の家族生活…家賃は12万8千円!

――そして今年6月、離れ離れだった家族がとうとう一緒に暮らし始めることに。 もぐら:妻と子供が東京に来るときは、羽田空港まで迎えに行ったんです。コロナのこともあったんで2月から会ってなかったのに、自動ドアが開いたら以前は走れなかった息子が走って来て「パパー!」って呼んでくれたんですよ。パパって呼ばれたのも初めてだったんで、めちゃくちゃ感動しましたね。 ――それは嬉しいですね。噂では新居の家賃が高いと聞きましたが、いくらなんですか?

「オートロックは2回も鍵を開けるのが面倒…」と話すもぐら氏

もぐら:12万8千円ですね。妻にも、家族で一緒に住むには前みたいな部屋だったら無理だと言われて、頑張りましたよ。高円寺に戻ってきて、たまたま新築にめぐりあえてオートロック。『2回も鍵を開けるの面倒くせー』とか思いつつ(笑) ――3畳一間の部屋と比べるとまるで違いますよね。 もぐら:一緒に住み始めた日、3人で一緒に風呂に入ったんですけど、こんな大きいサイズの風呂が家にあるんだと思って。そして3人で布団に一緒に入ったときは、ようやく家庭を持てたという実感が初めて湧きましたね。ただ、それが幸せすぎて、寝てる時に気持ち悪くなっちゃたり寒気が来てガタガタ震えたりしてました。 ――そんな幸せになったことがなかったから、身体がパニックに(笑) もぐら:僕、前に叙々苑を食べさせてもらった時も蕁麻疹がバーって出たことあるんですけど、それと同じ(笑)

現在の借金は?

――でも、新築の家に住み始めたとわかると「金返せ」という連絡が来たりしませんか? もぐら:言われますけど「ちょっと待ってください」って話はしてます(笑) ――今後の、鈴木家とお金についての展望を教えてください。
鈴木もぐら

家族のために、借金を減らす!

もぐら:再来月あたりから知り合いに借りたものをなんとか返していけるようにと。いよいよ、(借金の)数字を減らしていこうと思ってます!  借金700万というどん底の中で掴み取った幸せを、徐々に手元に引き寄せ始めたもぐら氏。突拍子も無いエピソードが生まれなくなるのはファンとして少し寂しいが、3人の幸せを心から願ってやまない。<取材・文/Mr.tsubaking 撮影/鈴木大喜>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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