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家飲みでも最高の一杯を味わう“ビール飯”。料理が苦手な人でも作れるレシピ

実際に作ってみた「豚ひき肉のしそ焼き」

豚ひき肉のしそ焼き

豚ひき肉のしそ焼き(撮影:よねくらりょう/提供:KADOKAWA)

 同書籍の中から、ビール好きの筆者も一品つくってみることにする。選んだのは「豚ひき肉のしそ焼き」。イメージしただけでビールが飲みたくなる一品だ。
豚ひき肉のしそ焼き

実際に作ってみる

 まず、ボウルに豚ひき肉(200g)と塩・コショウ(各少々)、みじん切りにした長ネギ(1/2本)、すりおろししょうが(大さじ1)、きざみゆず(小さじ1)、卵(1/2個)を入れ手で練る。
豚ひき肉のしそ焼き

絶対にうまそう

 それを成形し、茎と葉脈の太い部分を切り落とした大葉をのせたら、熱したフライパンに入れる。両面に焼き色がついてきたら水(1/4カップ)を加えてフタをして蒸し焼きにして完成。豚肉の香ばしい油の香りと大葉の緑色で、見た目と香りで一杯いけそうだ。
豚ひき肉のしそ焼き

これは「優勝」である

 一口かじると旨味のつまった肉汁が溢れ出す。混ぜ込んだ生姜の風味とゆずの爽やかさで、ガッツリ肉料理ながら爽やかさも感じられる。これをビールで流し込めば、とっくんのいう通り「優勝」である。塩コショウは少なめにしておいたが、大葉も含めたあらゆる風味があるので物足りなさは一切なく、間違いなく主役になれる一品だ。  ここからは、書籍には載っていないが、筆者はこのレシピをみた時からやって見たいアレンジがあった。
豚ひき肉のしそ焼き

これ以上ない晩酌であった

 焼きあがったしそ焼きにわずかにナンプラーをかける。これで食べると、味のパンチが一気にあがり、大葉で和の風情もあった一品から、一気にアジア料理に変身する。お好みでガラムマサラを少し振りかけても抜群だ。こうなると、日本のビールでなく軽めの口当たりが特徴のベトナムビールである333(バーバーバー)が最高の恋人になる。家に居ながらにして、一瞬で海外気分になりこれ以上ない晩酌となった。  巣ごもり期間が長くなり、料理のバリエーションも底をついてくる頃。また料理をしない人も「おうち時間」を有効活用するために、料理に挑戦するのはもってこいだ。この機会に、最高のビール飯を追い求めてみてはいかがだろう。<文/Mr.tsubaking> とっくん 九州在住のごくごくふつうの一般男性 趣味で投稿を続けていたアニメや映画のキャラクターの声真似をしながら料理する動画が話題となり、4カ月という驚異のスピードでYouTubeの登録・50万人を突破! ざっくりとした手順紹介が真似しやすく、おつまみとビールで「優勝する」というキャッチフレーズもファンの間で話題となり、優勝プレイヤーが全国に続出中!
手っ取り早くウマい酒が飲みたい!! ビールめし

手っ取り早くウマい酒が飲みたい!! ビールめし(KADOKAWA)

Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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