恋愛・結婚

婚活を急ぐアラサー女性の悲劇、合計120万円の請求書が届いて…

身に覚えのないクレジットカードの支払請求書が…

クレジットカード

身に覚えのないクレジットカードの明細

「郵便ポストを開けたら、クレジットカードの明細がきていて。私、カードを5枚持っているんですが、明細が届いたのは、もう何年も使っていないカードだったので……怪訝に思いつつ開封したら、12万ほど請求されていたんです。心当たりがなかったので本当にビックリしました」  内訳はモバイルSuicaのチャージやペイパル、エクスペディアなどだった。 「ぜんぜん見に覚えがなかったので、すぐカードセンターに電話しました。事情を説明したら本当に何年も使ってないカードだったし、対応も早かったから引き落としの前に無効となって事なきを得ました」  だが、悪夢はまだ続いていた。 「不安になって他のカードも調べたら、残り4枚全て不正に使われてたんです。全部で約120万。ほとんどが換金しやすいJRのチケットとか、高値がつきやすいブランドもののバッグ。他にも高級旅館のチケットなんかも買われていました。全部ネットからです」  いったい誰がどうやって……。カードが不正利用されたのはいつなのか。日付の部分に目をやると、Aとお泊まりした翌日からだったのだ。 「たぶん私がシャワーを浴びている間にカード番号や裏の3桁のセキュリティーコードを控えたんでしょうね。番号さえわかればネットからならいくらでも買えますから。これで彼の“意図”がハッキリわかりました」  お泊りした翌日からの多額のカード不正利用。彼女はこの時点でAが“結婚詐欺師”であることを確信したそうだ。

漫画のようなシンデレラストーリーはありえない

「メインのカード会社も普段私が全く使わないものばかり購入していたんで、割とすぐ無効になったんです。でも唯一、あるブランドもののバッグだけ不正が認められなくて20万円を支払わざるをえない状況でした。  送り先の住所が、私の住んでいるマンションにはなっているんですが、部屋番号が違かったんです。にもかかわらず、受け取られているということで……意味がわかりませんでした。絶対に支払いたくなかったんで、運送会社に問い合わせて。そしたら、郵送途中で届け先が変更されていました」  安田さんはその後も毎日、各所に電話して不正利用されていたことを説明するハメになったという。 「高スペックな男性と結婚できると思っていたのに、結果ただの結婚詐欺。悔しかったのですが、金額が金額なだけに泣いてばかりはいられなかった。ただ、何よりツラかったのは、両親や友人に『結婚はなくなりました』って言わなければならないことでした」  不正利用されたぶんは全額戻ってきたというが、彼女の精神的ショックは計り知れない。Aはその後、逮捕された。  そして現在、安田さんの心の傷は少しずつ癒えつつあるようだが……当時の出来事をこう振り返る。 「よくよく考えたら、私にも落ち度はあったかもしれない。自分で言うのもあれですが、容姿や学歴、家柄など、そこまで悪くはない方だと思うんですが……婚活市場において、アラサーってやっぱり、価値が低いんですよね。同じスペックだったら20代の若いコが圧倒的に有利。だから、そもそもこんな良い話が私にくるワケなかったんだと思います。  長引く婚活に、ちょっと夢を見すぎていたのかもしれません。漫画のようなシンデレラストーリーはないんだと身を持って知りました」  今後は「身の丈にあった婚活をします」と、寂しそうに笑う安田さん。彼女の幸せな結婚を願うばかりだ。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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