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入国が緩和されたタイの夜遊び最新事情。3密の極致だった“バーエリア”は?

マッチングアプリ市場にもある変化が?

 そんな中、知り合いのタイ人女性とつい先日こんなことがあったという。 「タニヤのカラオケ嬢から久しぶりに連絡があって『家に行ってもいい?』と言われたんです。タクシーで来ると言うのでスマホのオンライン決済で100バーツを送金したら、途中から『タクシー代が足りない』と連絡が来て、また100バーツ振り込みました。さらに途中から『部屋で飲むお酒を買っていくね』と言われて200バーツ……。さらに『妹の学費が……』と、言われるがままに送金していたらトータルで4500バーツ(約15,000円)も払っていたんですよ!  最近はマッチングアプリで会うのも夜働いている子ばかりだし、店で人気のある子は出勤せずに個人営業しているのかもしれませんね……」  バンコクの夜の街が以前のような賑わいを取り戻すのには、もう少し時間がかかりそうだ。なお、タイのリゾート地プーケットでは2週間の隔離を条件に外国人観光客の受け入れを10月から再開すると発表している。  我々が再び自由に行けるようになるのは、一体いつになるのだろう?<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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