なぜ、スティーブ・ジョブズは「富は重要でない」と言ったのか?
―[他人の期待に応えない]―
人生の中盤、だいたい40歳くらいに差しかかると、若い頃ほど頑張れなくなる自分に自己嫌悪を感じ、メンタルを崩してしまう人が少なくない。これを「ミドルエイジクライシス(中年危機)」というが、その原因は意外にも若い頃に抱いていた思い込みにあるという。
「社会的に成功すれば幸せになれる」という誤った“幻想”が、人生中盤の心を苦しめます――そう語るのは『他人の期待に応えない』(SBクリエイティブ)を上梓したがん患者専門の精神科医の清水研氏だ。4,000人以上のがん患者と対話をしてきた同氏。程度の差はあるとはいえほとんどの人が陥るミドルエイジクライシスの原因と対処法を聞いた。
出世すれば幸せになれるという“幻想”
40代は人生後半を豊かに生きる通過点
1971年生まれ。精神科医・医学博士。金沢大学卒業後、都立荏原病院での内科研修、国立精神・神経センター武蔵病院、都立豊島病院での一般精神科研修を経て、2003年、国立がんセンター東病院精神腫瘍科レジデント。以降、一貫してがん患者およびその家族の診療を担当する。2006年より国立がんセンター(現・国立がん研究センター)中央病院精神腫瘍科に勤務。2012年より同病院精神腫瘍科長。2020年4月より公益財団法人がん研究会有明病院腫瘍精神科部長。日本総合病院精神医学会専門医・指導医。日本精神神経学会専門医・指導医。
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『他人の期待に応えない ありのままで生きるレッスン』 がん患者4000人以上に寄り添ってきた精神科医による、肩の荷を下ろし人生を豊かにするレッスン。
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