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ド底辺キャバ嬢、人生初の釣りに挑戦。釣った魚をすぐに食う

 コロナ禍でアウトドアの人気が高まっている。様々なグランピング施設がオープンしたり、バーベキューをするための「山購入」という言葉がトレンド入りしたり、今後もさらに注目を集めそうだ。筆者も夏はキャンプに挑戦してみたかったのだが、今年は人が多そうなのでぼっちの私には耐えられそうにない。  そこで、1人でも浮かないアウトドアを画策してみたところ、以前からやってみたいことを思い出した。それは釣り! 釣りといっても単に釣るだけでは面白くない。釣った魚をその場で食べたいんじゃ~
カワノアユミ

ド底辺キャバ嬢、釣りに初挑戦

 そう思い、「釣り 食べられる」とググってみると、関西近郊では釣り堀でバーベキューができるような施設しか出てこない。バーベキュー場でも感染リスクはあるしなぁ……とさらに探してみると、ついに釣り堀で釣った魚をスタッフが調理してくれるという施設を見つけたのだ。しかも、場所は筆者が住む兵庫県内! これは行くしかなかろう。元ド底辺キャバ嬢のカワノアユミが初の釣りに挑戦してみました!

ビギナーズラック?いきなり当たり連発も…

有馬温泉

有馬温泉

有馬ます池

有馬ます池

 ウワサの釣り堀がある兵庫県有馬温泉には、三宮駅からバスで20分ほどで行ける。有馬温泉のバス停から徒歩15分。ここ、『有馬ます池』では1400円で釣竿がレンタルでき、ニジマスが3匹まで釣れるというのだ。
魚のエサと格闘

魚のエサと格闘

 早速、受付を済ませたらエサとバケツをもらって釣りスタート。エサはよく分からない茶色の団子のようなもの。これを米粒サイズに丸めて釣り針に引っ掛けるらしいのだが、変なニオイするし、なんかブヨブヨしてる……。格闘すること5分。ようやくエサを釣り針に引っ掛けることができた。釣り糸を垂らして、ウキが沈んだら魚が引っかった合図らしいのだが……。
ぼっち釣り

ぼっち釣り…

 垂らしてすぐに早速手答えが! スタッフに教わった通り、ゆっくりと竿をあげてみると……魚がいない! どうやら、エサだけ取られてしまったようだ……。なるほど、そーゆーこともあるのか。クソ~、魚のくせになかなか賢いじゃないの。
1匹目

1匹目

 続いて2投目。次もまたすぐに手答えが。引き上げてみると……結構、デカい! 釣り針をとってバケツに入れる……さっそく1匹ゲットだぜ!

これじゃあ、お腹いっぱいにならん

 続いて3投目、これもすぐに当たり! 続いて4、5投目と投げていくと、これまたすぐに釣れてしまい、あっという間に3匹を釣り上げてしまったのでありました……。  わずか15分で3匹が釣れたが、正直もう少し楽しみたかった……。しかも1匹、小ぶりなのがいるし(ニジマスは弱いので釣ったものを池に戻すことはNGなのだそう。)、これじゃあ、お腹いっぱいにならないよ……。4匹目以降は追加料金がかかるけれど、あと1匹は釣り上げたいところ。
なかなか難しい

なかなか難しい

 悩み抜いた結果、4匹目に挑戦することに。しかし、どーゆーワケなのか、今度は何度垂らしてもエサだけ持ってかれてしまうのだ。エサをしっかり固めてないと魚が食べやすいのか? エサをもう少し小さくしたほうがいいのでは? 試行錯誤してみるも、結果は同じでまったく釣れる気配がない……。  いや、エサは大きいほうが魚は口を大きく開けるはず。さらに釣り針を口に上手く引っ掛けるためには針は少しだけ見えているが良いのかも……。そして10投目、今度こそイケるはず……?  良いアタリ……。これは来た?竿を上げてみると……で、デカイよ、これ!!!! 竿をバケツまでたぐり寄せて釣り針を取ろうとするが、見事にキレイに引っ掛かってしまっているようでなかなか取れない!  ビチビチビチビチ!!!  いやああああ!!! 魚が暴れてバケツの水が顔に!!!
4匹釣れました! 最後の子は針が引っ掛かってお亡くなりに……

4匹釣れました! 最後の子は針が引っ掛かってお亡くなりに……

 もう、ダメだ……スタッフに頼んで取ってもらおう……。ということで、スタッフにお願いして無事に釣り針を取ってもらうことができました(笑)。
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釣った魚をすぐに食う
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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