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家にこもって1年で肉体改造に成功。「ぼっち」YouTuberの素顔

この先のビジョンは?

駐輪場を利用して懸垂をするRioさん

 1か月前、YouTubeにアップした一年間の筋トレ結果報告動画が170万再生され、Rioさんは一気に注目を浴びた。「ありがたいことにすごくバズったんです。ひとり自宅で一年間でここまで変われたというのが、勇気を与えられたのか、人の心を動かせたのかなと思いますね」。  今後の展開をRioさんはこう語る。 「筋トレ系YouTuberとしてではなく、自分が様々なことに挑戦する姿や、新しい発見をしていく過程を見せることで、多くの人の新しい行動を生みたいと思ってます。将来は、僕を“面白い奴”と思ってくれる人たちと色々と面白いことができるようになれたらと思っています」  一方で多くの人に見られるようになればノイズも増える。ディスる言葉や低評価を受けることについてはTwitterで「動画に低評価がつくと嫌な気持ちにはなるけど、いいメンタルトレーニングになるね」ともつぶやいている。  そのポジティブシンキングはどこからくるのかと伺うと「筋トレしかないですね(笑)」と即答。さらに、ぼっちでの筋トレと食事に向き合ってきた結果「自分の肉体や精神のことをより深く理解でき、食べ物に感謝できるようになりました。  感謝の量が増えると、人生が豊かになると思うんです。筋トレをすると幸せになるという人もいますが、僕は幸せになるというより、筋トレをすると『幸せに気づける』のだと思います。今は毎日をストレスフリーに過ごせていますし、そしてなにより、筋トレや食事制限はシンプルに楽しい」と話す。  筋トレは肉体だけでなく「ぼっちでいられる精神」も培い、感謝の念も湧き上がってくるようになったと自身の体験をもって証明したRioさん。迷いや悩むことの多い現代、Rioさん式の筋トレから幸福の光明さえみられそうだ。<取材・文/Mr.tsubaking> 【ぼっちトレーニーRio】 2019年6月から筋トレを開始したぼっち大学生。4月からIT会社に就職し、エンジニアとして都内で働く。YouTubeチャンネルは「ぼっちトレーニーRio」。ツイッターは@tanosiku_heiwa
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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