家にこもって1年で肉体改造に成功。「ぼっち」YouTuberの素顔
引きこもりぼっちが筋トレを続けて約一年。「ぼっちトレーニーRio」さんがヒョロガリから見事なマッチョに変貌した姿をYouTubeに投稿すると、1か月で200万回近くまで再生された。Rioさんが筋トレをはじめたのは、モテるためでも仕事のパフォーマンスを上げるためでもない。一体、なにをモチベーションにRioさんは筋トレを続けたのか。自宅だけで肉体改造を成功させた秘訣に迫る。
たった一年で劇的な変化を遂げたRioさんだが、筋トレをはじめた目的はムキムキになるためではなかった。「中学卒業以来、運動を全くしなくなって、二十歳くらいから肩が痛いとか、疲れやすいとか感じるようになりまして。ちょっと早いんですけどね(笑)。どんどん衰えていく自分が、ちょっと怖かった。それで、何もしないでよくなるわけがないと思ったのが筋トレをはじめたきっかけですね」という。
さらに、はじめはモチベーションも高くなかったという。Rioさんは自宅で筋トレをするようになった理由を次のように話す。「そもそもジムに行くほどのモチベーションはなかったんですよ(笑)。だから、自宅で自重(自分の体重のみを使った筋トレ)からはじめて、慣れてきたらダンベルを買って徐々に重りを増やしていくとやっていきました。それで続けてみたら『あれ?ジムなしでいけるんじゃない?』ってなりましたね」。
自宅での肉体改造に成功したRioさんは、その成功の秘訣を「続けること」だという。
そこには、自身の過去の体験からくる実感があった。
「以前、カナダに留学していた時は、毎日ちょこちょこ勉強しつつも『なかなか英語が喋れるようにならないな』と思い続けて、そのまま一年が経ちました。しかしある時ふと振り返ってみると一年前の自分とは大きく変わることができていました。
人は徐々にしか変われないから日々の成長を実感するのは難しい。だから、その時『小さくはじめて、自分のペースでとにかくやめずに続ける』というのが、最終的には一番早く結果が出ると思ったんです」
それでも、ひとりでいるとサボってしまったりモチベーションの維持が難しいということはないのだろうか。
「筋トレって、やらなくても生きていけるじゃないですか。だから義務みたいに感じると、精神的に辛くなっちゃうと思います。なので『嫌だな』と思ったら一週間くらいやめちゃいますね。嫌だなと思ったということは、自分のペースを超えて無理をしている可能性がありますので」
意外にも「一旦やめてみる」という選択肢があるという。

最初はムキムキになるつもりではなかった
継続は力なり。モチベーションが保てなくなりそうな時は?
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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