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ベトナムで人気の日本人ガールズバーが営業を再開。客足は戻った?

日系飲食店は客足が戻りつつある

 同じく厳しい状況であろう、周辺の日系飲食店はどうか。 「飲食店の業態にもよりますが、おひとり様用の定食屋やラーメン屋などの客足は戻りつつあります。しかし、居酒屋などグループ飲みのお店はすぐに客足が戻るのはすぐには難しいと思います。自粛期間が長かったのもありデリバリーや自炊に慣れてしまったせいか、皆、以前よりも外食しなくなったと言っています。現に私も都市封鎖が解除されても自炊が習慣づいてしまい、外食はお寿司や焼肉など家で食べることができないものだけ……になっています」  最後に、お店の感染対策や今後のお店の政策について聞いてみた。 「8月後半からは感染者は一桁台が続いており、封じ込めは成功したように感じます。高島屋など大きなデパートや施設ではマスク着用、検温、アルコール除菌を実施しているところもありますが、日本のようにそこまで厳しくはありません。うちの店や周辺の飲食店なども含めて感染対策は特に行っておらず、ほぼコロナ前と変わらない状況です。以前のように自由にベトナムに入国できるようになって、日本人のお客様にもたくさん遊びに来ていただきたいですね」  コロナにも負けず、今後の意気込みを明るく語ってくれた志奈さん。筆者も早く、ベトナムをはじめとしたアジア旅行に行きたい。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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