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「ビデオカメラ」家電販売員が本当に買いたい3機種と絶対に買わないメーカー

一方、人気はあるものの、オススメできないのは…

 一方で、あまりオススメできないのがビクターが手掛ける「Everio」シリーズ全般です。名前が知られていて価格もリーズナブル、ズームにも強いという特徴こそありますが、手ブレ補正機能に電子ズームを採用しているのがマイナスポイント。コンパクトなボディは軽いという強みになる一方で、手ブレしやすいという問題も抱えています。 家電量販店 以前、このビデオカメラを求めて来店してお客様に、欠点をお伝えして実際にズーム機能を試してもらったところ、すぐに理解していただけたという経験もあります。決して悪い製品ではありませんが、ビデオカメラのいいところを殺してしまっている印象です。  実のところ、新型コロナウイルスによるイベントの中止や、自粛要請の影響もあって、ビデオカメラの売上は落ちています。そのため、販売価格が底値になっており、今があえて買い時という考えかたもできるので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

〈家電販売員が本当にほしいビデオカメラBEST3〉

▼1位 パナソニック「HC-VX992M」 実勢価格:約6万円 4K対応で、高画質の映像を撮影できるのが最大の特徴。サイズや重量、集音性、手ブレ補正機能など、デザインや機能のバランスがよい点も魅力です ▼2位 SONY「HDRCX680」 実勢価格:約5万円 お手ごろな価格ながら、中間機種以上のモデルにしか搭載されていない、「空間光学手ブレ補正」機能を備えています。お子様の運動会の撮影など、激しい動きにもしっかりと対応してくれます ▼3位 パナソニック「HCV480MS」 実勢価格:約3万円 リーズナブルながら、50倍ズーム機能を備えているのが大きな強み。三脚を使って遠くのものを撮影したいときなど、用途が決まっている方にオススメの商品です

〈家電販売員は選ばないビデオカメラのWORST〉

ビクター「Everio」全般 コンパクトで軽いのは強みではあるものの、手ブレ補正が電子ズーム式なのは正直残念。実際にズーム機能を試すと、粗い映像になってしまいます
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす
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