恋愛・結婚

「結婚したいのにできない男」の言動。進展しないのには致命的な原因がある

恋愛経験豊富な男が陥りがちな落とし穴

恋愛「結婚したい」と願う女性は、「恋愛」ではなく「結婚」に意識がいっています。「結婚」ということは一時的な体の関係や感情に流されずに自分を大切にしてくれ、両親に認められるであろう男性と一緒になりたいのです。  しかし、ツトムさんは恋愛慣れしていることもあり、いいなと感じるとすぐに部屋へ誘ったり、スキンシップをしたりしてしまうのです。恋愛ならその押しの強さも必要かもしれませんが、結婚となると、押しの強さよりも誠実さや真剣味を女性は求めます。このまま流されてしまう不安を相手に与えてしまうのです。  さらにツトムさんはそのコミュニケーション能力の高さからか、女性側から好意を持ってもらうこともありました。しかし、決まってその女性へは友情的感覚はあるものの、「好き」という恋愛感情が湧かないという理由で関係性を宙ぶらりんにしてしまうことが続きました。

関係を進展させない姿勢に仲人もさじを投げる

「相手はツトムさんのいろんな面を受け入れてくれてる……彼女こそツトムさんが結婚してささやかな幸せを感じ続けることのできる人なのに……」  私はありとあらゆる角度からそれを伝え続けました。そして、最終的に「ありのままの自分を受け入れてくれるその人かもしれない」と思い始めていました。  しかし、それでもなお出会いをやめないツトムさんにサポートをしていた担当仲人もあきれ返り、私も同じように「彼は一生、恋愛を追いかけ続けたいのかもね」と半分諦めました。
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「結婚」と「恋愛」の違いとは?
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1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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