更新日:2020年11月28日 09:14
恋愛・結婚

40代で結婚できない4つの壁。ナイナイ岡村の奇跡は起きるのか?

4大障壁① 年収100万円=1歳の法則

アラフォー男

写真はイメージです

 同じ条件で30歳と40歳の女性がいれば「自分でも30歳を選ぶから仕方がない」と松井さんは振り返る。前出の仲人T氏は婚活の年齢について、「年収100万円=1歳の法則」があると力説する。 「結婚相談所界隈では15年前からある定説なのですが、『自分の年収÷100』で出てきた数字がなんとかギリギリ狙える年の差です。つまり、年収600万円の42歳だと狙えるのは36歳まで。30歳と結婚したければ、年収は1200万円以上が必要とされますね」  松井さんの場合は年収900万円なので、31歳まで狙えそうな気がするが、そう簡単な話ではない。

4大障壁② フィルタリングの壁

 婚活アドバイザーの岡部美穂子氏は、「『フィルタリングの壁』があるんです」と説明する。 「子供の教育を考えて、30代の女性は年上でも30代までで検索条件を設定して相手を探す人が多いのです。それゆえ、39歳の男性に比べると40歳の男性の需要は激減してしまうのです」

4大障壁③ 年収300万円台の20代後半男性=年収1500万円台の50代前半男性?

 また、日本結婚相談所連盟(IBJ)が発表した結婚における年収と年齢の興味深いデータがある。 「’19年に発表されたIBJの『成婚白書』のデータでは、会員のなかでの成婚しやすさが、年収300万円台の20代後半男性と年収1500万円台の50代前半男性でほぼ同じでした。『年収が高いから大丈夫だろう』と思っている男性はしばしばこのデータを見た後にショックを受けますね」(岡部氏)
アラフォー男

「職場や趣味の場で普通の恋愛を経たカップルなら一回りの年の差も珍しくない」(T氏)が、婚活の場合は、40歳から男性の需要は急激に減少する。女性も高齢出産に該当する37歳から目線を変えているようだ

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年収1000万円でも結婚できない
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