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ジャパンカップの盛り上がりが追い風に!『ダビスタ』最新作が実況付きで登場

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

●ダービースタリオン Nintendo Switch/ゲームアディクト/12月3日発売/7800円(+税)  秋のG1戦線まっただなか。本日のジャパンカップには8冠馬アーモンドアイ、今年の牡牝の無敗3冠馬コントレイルとデアリングタクトが出走し、あまりにも豪華なメンバーぶりが話題を呼んでいます。コロナ禍で半年以上無観客開催が続きながらも、JRAの業績は前年を上回る好調ぶりとのことで競馬ファンの底力を感じますね。  そんな競馬ファンが待ちわびていたタイトルといえば、競走馬育成シミュレーション『ダービースタリオン』ではないでしょうか。12月3日、家庭用ゲーム機では6年ぶりの新作が発売されます。
ダービースタリオン

シリーズ最新作『ダービースタリオン』公式サイト

関東のレースしか出走できなかった初代ダビスタ

 もともと『ダービースタリオン』はファミコンで1991年に発売された『ベスト競馬・ダービースタリオン』が初代。制作者は野球シミュレーション『ベストプレープロ野球』(1988年)が当時コアな支持を得ていた薗部博之さん。  初代は基本的に関東のレースしか出走できませんでしたが、翌年の1992年には『ダービースタリオン 全国版』が発売され、競馬という大人向けの題材ながらファミコンで大人気となりました。
ダービースタリオン

『ダービースタリオン』の生みの親・薗部博之さんの会社・パリティビットの公式サイト

 1980年代末から1990年代初頭は空前の競馬ブーム。1990年の有馬記念、「芦毛のアイドルホース」オグリキャップのラストランには多くの人が涙しました。「シャドーロールの怪物」ナリタブライアンの快進撃も強く印象に残っています。またたく間に後続に呑み込まれるツインターボには人生の悲哀を感じました。 『ダビスタ』の存在も競馬ブームの一助になったのは間違いないでしょう。競馬といえば馬券勝負という一般的なイメージを変え、生産側の苦労、そして配合という血のドラマにスポットライトを当てたのが『ダビスタ』でした。血統理論が浸透したのも『ダビスタ』の功績。「ナスルーラの4×3」という謎の呪文をみなが口走り、中高生から牧場に種付けの指示をする手紙が届いたという噂も聞いたことがあります(笑)。
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『ダービースタリオン』最新作の内容は?
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