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コロナ禍のストレスでEDに!? メタボで前立腺肥大が低年齢化

 新型コロナの第3波、第4波が到来し、事態は長期化。収束の見えないストレスと生活様式の変化は、私たちの心身をじわじわと蝕み、意外な不調として表れるという。今回はEDについて泌尿器科医を取材。最悪のケースを防ぐためにも我が身を総点検し、異常を察知しよう!
男の[体調不良]総点検

※写真はイメージです

コロナ禍のストレスでEDに!? メタボで前立腺肥大が低年齢化

 男性ホルモンの低下が招く更年期障害。うつ症状だけでなく、勃ちが悪くなる、精液が出なくなる、自慰の回数が減るなどの不調ももたらすと、男性更年期障害を研究する泌尿器科医の辻村晃氏は語る。 「勃起障害(ED)や射精障害、性欲の低下などの性機能障害は、男性更年期障害の代表的な症状。コロナ禍のストレスが蓄積され、男性ホルモンが加齢による自然減少のペース以上に減ってしまい、EDを引き起こしたと思われる患者さんも実際に見られます」

40歳前後の比較的若い人も

 そもそも、近年は40歳前後の比較的若い人でもEDに悩む患者が多いという。 「メタボリック症候群はもちろん、単純に太っているだけでも勃起力は低下します。血糖値やコレステロール値が高い人は、動脈硬化で血管の状態が悪くなり、それだけペニスの血流も悪くなる。また、自慰でなら射精できるが、性交渉の際に膣で射精できない『膣内射精障害』は、中高年にも増えている。刺激の強いAVの見すぎで現実で興奮できなくなるのが一因という論文も出ており、注意が必要です」
辻村 晃氏

辻村 晃氏

 さらに、中高年を襲う男性器の不調は他にもある。 「『前立腺肥大』は主に60代以降がなる病気ですが、メタボや動脈硬化、ホルモンの乱れにより50代から発症する人も。夜間の頻尿や、冷たい水に触ったり音を聞いたりするだけで尿もれしそうになる『過活動膀胱』もこの前立腺肥大が原因となることがある。薬で改善できるので恥ずかしがらず治療しましょう」  今からでも“一念勃起”しよう。 【泌尿器科医 辻村 晃氏】 順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授。生殖医学、性機能障害の治療に注力し、現在はテストステロンの研究も行っている <取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/田中智久 モデル/板倉光隆>
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