ライフ

コロナ収束後に訪れたい「世界の楽園」ベスト3/新・冒険投資家 高橋ダン

ラオス、カンボジア、ミャンマーは東南アジア最後の楽園! 物価も超安い

第1位 ラオス  アジア旅行が大好きな担当編集者がダンさんの話を聞いていて一番行きたくなった国はラオス。 「ラオスは仏教的な雰囲気が強い国で出会う人がみな微笑みを浮かべていて、その点ではタイに似ていますが、とにかく物価が安く、食べ物が非常においしいです。食事には山盛りの野菜やハーブがついてくるのが一般的で、ひき肉をハーブやスパイスで炒めたラープを、香り高いもち米といっしょに食べます。ベトナム同様にフランスの旧植民地だったので、パン料理も最高でした。北部にある古都ルアンパバーンは仏教遺跡やメコン川ツアーを楽しめる有名観光スポットになっています。マッサージも丁寧で上手なのに安く、1日数千円あれば宿代込みで非常に贅沢な旅行を楽しめます。旅行者にとってはまさに天国のような国でした」とダンさん。 2ラオス 東南アジアの中には、ラオスをはじめ、カンボジア、ミャンマーも経済成長率が高く、これからどんどん発展していく国々がたくさんある。今後は欧米人も多数訪れる人気の観光スポットになり、日本人のリタイヤ先として新規ビジネスを展開するという面でもおもしろい国といえるだろう。

旅でも投資でも「穴場」こそ魅力もリターンも大きい!

 世界の中には「穴場」といえる国々がたくさんある。観光的にもいまだ未開発の国を旅すれば、当然、物価は非常に安く、人々も観光客に慣れていないので、親切に出迎えてくれることが多い。 「世界のいろいろな国を旅行すれば、自由で多様な考え方や他者に対する寛容な気持ちを養うことができます。旅行しただけでお金持ちになることはできませんが、まだ観光客の少ない国を旅行して、その国の素晴らしいプロダクトを日本で売ったらビジネスになるのではないか、その国に和食やアニメなど日本の文化を持ち込んだら流行るのではないか、と考えることは今後、日本国内でビジネスをする上でも役立ちます。  自由で豊かなアイデアや発想を持つためにも、コロナが収束したらぜひみなさんに世界を旅してほしい。できれば、まだ多くの人が訪れていない『レアな国』のほうが物価も安いですし、チャンスも大きい」
2_バンクラデッシュ

ダンさんが訪れたバングラデッシュの首都ダッカ。高度経済発展が続き、街は人であふれる。「新興国が旅が初めての人はショックが大きすぎてススメませんが、旅慣れた人は五感を目覚めさせる意味でもぜひ旅行してみてください」とダンさん(写真提供 高橋ダン)

 人がまだ注目していない成長企業の株を人より早く買うことが、投資で成功する秘訣。同じく、人々がまだ注目していない国々を訪れることで、旅はより面白く、スリリングで感動に溢れたものになるのだ。
東京生まれ、日本国籍。10歳までの多くを日本で過ごす。コーネル大学応用経済経営学科卒業後、アメリカの有名投資銀行に就職。22歳でヘッジファンドに転職し、トレーディングに従事。26歳でヘッジファンド会社を共同設立。幼少期からこれまで約60カ国を旅し、2019年秋に東京に帰国。2020年1月にYouTubeでの動画投稿を本格始動し、同年12月現在、日本語のメインチャンネルが32万人のチャンネル登録者数を記録するなど、日本の個人投資家から絶大な支持を集めている。 YouTubeは日本語版英語版
1
2
おすすめ記事