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「投資と旅はとても似ている」投資系YouTuber・高橋ダンが教える儲けのヒント

 ウォール街出身でヘッジファンドでも大成功を収めた投資系YouTuberの高橋ダン(Dan Takahashi)さん。YouTubeチャンネル「高橋ダンNEWS CHANNEL」では、日々の株式市場に対する鋭い分析と的確な見解が多くの個人投資家を虜にし、11月にはチャンネル登録者数がたった11カ月で30万人を突破。発刊された著書1冊目が7万部も売れるなど、投資メディアの世界ではちょっとした「高橋ダン旋風」が巻き起こっている。そんな高橋さんが、3冊目となる旅の本『新・冒険投資家高橋ダンの世界新発見!』を刊行した。  高橋ダンさんのコメントとともに、同著書に示された「人生を劇的に変える旅の極意」を3回にわたってレポートする。
高橋ダン

高橋ダンさん

リスク管理、情報収集、交渉etc. 投資と旅はとても似ている!

 株式市場を「相関係数※1」、「スキュー指数※2」、「インプライド・ボラティリティ※3」など高度なプロの視点も交えて、今までなかった斬新な切り口で分析・展望し、多くの個人投資家から絶大な支持を得ている高橋ダンさん。そんな高橋ダンさんは辣腕投資家であるとともに、今まで世界60か国以上を旅した「旅のプロ」「冒険投資家」でもある。 ※1 株価指数などの値動きの連動性を指数化したもの。 ※2 オプション取引において、プット(売り)需要がコール(買い)需要よりどれぐらい多いかを示したもの。 ※3 市場で取引されるオプションの価格から逆算した市場の現在の変動率のこと。数値が高いと株価が乱高下しやすい。 「旅も投資もリスク管理はつきものです。世界を旅して、リスクを積極的にとりながらも素晴らしく得難いレアな経験をする冒険心や危機察知能力に磨きをかければ、投資の世界での成功にも近づけると思います」(高橋ダンさん)  世界を旅することと、世界中の金融商品に投資することはとても似ているのだ。 「実際、私がウォール街で働こうと投資銀行の採用面接などで回ったとき、採用担当者から『あなたは何か国、旅をしましたか?』と何度も訊かれました。投資で成功するためには、『必ずこうあるべき』といった思い込みではなく、多様で柔軟な考え方が必要ですし、投資して失敗したら、間違いを認めて損切りすることも重要です。どんな考え方にも距離を置き、ニュートラルな視点で市場を客観的に見られるようマインドセットする上でも、世界各国の多様な文化や歴史に接する『旅』は最高の経験を提供してくれます」

経済成長率の高い新興国を旅して好景気やバブルを体感しよう!

1_世界のGDPランキング 投資で大きく資産を増やすには、好景気相場に乗ったり、バブルで一獲千金をするのが近道。しかし、経済低迷が続く日本にいては、「バブル」「好景気」「高度経済成長」の感触がつかめない。 「だからこそ、同じ世界を旅するのでも、今も高い経済成長を遂げている新興国へ旅することがお金儲けのヒントを得る上でも、貴重な体験になるはずです」とダンさんは指摘する。  たとえば上の図は、2019年の実質GDPの成長率が高かった国ベスト20カ国を順に並べたもの。  1位は革命後、石油輸出で復活を遂げるアフリカのリビア。2位は過去に民族間で大虐殺のあったアフリカ中央部のルワンダ。コーヒーの輸出に加え、アフリカ随一のIT立国や経済開放政策を進めて、高度経済成長を遂げている。 「経済成長率の高い国はアフリカや中央アジア、そして東南アジアに多い。ただ、さすがにアフリカの国々は紛争やテロもあり、まだ簡単に旅行したり、1~2カ月住んで実際に投資するのは難しいです。その意味で私がオオスメしたい地域は、日本からも近く親日感情の強い東南アジアの国々です」(高橋ダンさん)  ランキングでも、アジア諸国では5位バングラデシュ、9位ネパール、10位カンボジア、11位ベトナム、16位ミャンマーなどが高度経済成長国としてランクインしている。 「こういった国々を実際に訪れ、できれば1カ月程度住んでみて、その経済発展を自分の目、耳、鼻、口、手という五感で体験してみる。経済が高度に発展している国のエネルギーを全身で体感すれば、きっとその経験は日本に帰ってからも役立つでしょう」
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