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大阪・梅田は昼キャバが活況「緊急事態宣言って何の意味があるんだろう」

形態を変えて営業する店も

 緊急事態宣言中でも真っ二つに分かれることとなった夜の街だが、中には形態を変えて営業するという店も。ミナミのスナックでママとして勤務する女性に話を聞いた。 「昨年の時短営業要請以降、ランチ営業を始めたんです。前に飲食店で働いていたときに調理師免許を取得していて店のつきだしをよく作っていたので。今は複数のおばんざいを食べ放題、お酒も飲み放題にして営業しています。今回の緊急事態宣言でランチ営業を始めたり、近隣の飲食店と提携する店は結構多いそうです。スナックで定食を出したり、お寿司屋さんと提携して出前が頼めるようにしたというキャバクラもありますね」  年末年始休みが開けて間もなく緊急事態宣言を受けた大阪の夜の街では、要請の対応に追われたり戸惑いの声が上がっているようだ。だが、街の様子を見てみると、普段と変わりない人出の多さも窺える。今も感染者が増え続けている大阪だが、今回の宣言中にどう変わっていくのか。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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