また、コロナ禍では郊外への移住も取り沙汰されているが、沖氏は否定的な見方を示す。 「不動産でなにより重要なのは立地。たとえ在宅勤務が進んでも、安易に郊外に戸建てを買うと、数十年後には資産性がほぼなくなるリスクがある。仮に移住する人が増えても、購入ではなく賃貸が中心でしょう。『コロナ移住』は一過性だとみてます」 　流行りに乗るのではなく、あくまでも資産性を重視して将来戦略を立てる必要がある。 ・全部返済ではなく住み替えも視野に ・ローンを抱えて死ぬのも覚悟 ・安易にコロナ移住してはいけない 【不動産コンサルタント・沖 有人氏】 スタイルアクト代表取締役。分譲マンション価格情報サイト「住まいサーフィン」主催。『マンションは10年で買い替えなさい』など著書も多数 ＜取材・文／週刊SPA！編集部＞