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コロナ禍でも「ラーメン二郎」に並ぶ人の本音。緊急事態宣言でも大行列

2度目の緊急事態宣言はほぼ影響なし

ジロリアン

20代の頃は週3日以上、二郎に通っていたという生粋のジロリアンである山口さん

 同じく二郎通いがライフワークだという山口義人さん(仮名・37歳)も行列に並び続けている。 「今はなかなか遠出ができないので、二郎が数少ない外出になっています。正直、2度目の緊急事態宣言下ではもっと落ち着くかと思ったのですが、全然人が減っていない印象です」  万全の対策をして通い続ける山口さんだが、気になることがあるという。 「こちらは一人で黙って食べるつもりなのでリスクはないと考えています。ただ、仲間連れで来る人やカップルはしゃべりながらなので気になりますね。はっきりいって、観光地のようになるとモタモタして流れは悪くなるし、喋りながら並んだり、食べたりする人もいるので、ちょっと迷惑ではあります。行列もあまりソーシャルディスタンスをとっているわけではないので……」

週末にはかなりの大行列する日も

 家電量販店に勤務するため、休みは不定期だという山口さん。 「週末は店舗が書き入れどきのため、休みはほとんど平日でしたが、コロナ禍は客足が減っていることもあり、週末の休みは増えました。ただ、二郎はやはり週末のほうが行列していて2人以上で来る客も多い。本当は平日に行きたいのですが、接客業なので、次の日も勤務がある夜に行くわけにもいかず、悩ましいです。やっぱり定期的に食べないと、全然元気が出ないので」  熱心にファンにとっては日々の活力のために完全に欠かせない存在になっているラーメン二郎。コロナ禍では改めて必要性が浮き彫りになったようである。
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