ご存じ、ユニクロはおじいちゃんから子供までカバーする幅広いターゲット層のブランド。変にデザイン性を高めすぎれば、特定の客層にしか受けいられないため、ユニクロのコンセプトに反する。 　そこで「すべての人がストレスなく履けるように」と考えると、靴はどうしてもデザインの制約を受けやすい……。 　脚の形は千差万別違うため、ゆったりとした余裕のあるフォルムにせざるを得ないし、疲れを感じやすい部分のためストレスのない機能性を盛り込む必要がある。 　すると、トレンドライクなデザイン性と喧嘩してしまうことが多いため、どうしてもユニクロのスニーカーは「実用品寄り」になってしまい、「おしゃれ層」からは敬遠されがちです。 　もちろんコーディネート次第でいくらでも輝くものだとは思いますが、おしゃれ目的なら正直もう数千円だしてNIKEの格安モデルを探したほうがスマートなものが手に入る。 　実用品としての機能性は文句なしですが、おしゃれとしてはちょっとおすすめしがたいのです。